関西学院大学の生物
関西学院大学における理系学部の入試形態は、
一般入学試験(全学部日程:均等配点型)
一般入学試験(全学部日程:数学・理科重視型)
一般入学試験(共通テスト併用日程;数学)
一般入学試験(英数日程)
の4種類。
文系学部では2025年から学部ごとに問題が異なる学部個別日程が新設されました。
生物を含む理科が受験で利用できる理系学部は、全学部日程のみですが、数学や理科の配点が大きい重視型がもとから存在しています。
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関西学院大学分析 → 生命環境学部 工学・建築学部 理系数学分析 化学分析
定員のほぼすべてが一般入学試験(全学部日程)なので、対策すべきはこの一つとなります。
本分析(生物)でも、全学部日程の生物にターゲットを絞って分析しています。
試験日程は2日間(4回)ありますが、すべてに使える分析として作成しています。
理科(生物・化学・物理)は理系の全学部(4学部)で利用可能です。
全学部日程の均等配点型は各科目150点配点ですが、
数学・理科重視型では理科は150点に対して、英語100点、数学200点となります。
時間には余裕があるが思考力が大切
関西学院大学の生物は大問3つのみ。
1つの大問に対して実験なども1つだけなので制限時間は十分にあり、急ぐ必要性が全くありません。
理解力の高い生徒であれば30~45分程度でも解けるので、落ち着いて時間をたっぷり使いましょう。
実験に対する思考力が必要なので、実験手順を図示することも有効な思考法の1つです。
分野を絞らず幅広く
大問が3つと生物にしては非常に大問数が少なく、出題されない範囲を勉強するとロスが大きくなります。
一方で、苦手範囲が1つの大問として出題されてしまうと、大きく点数が下がってしまうので、生物の良さである安定性が低くなります。
生物の入試で大問数が少ない大学は、1つの大問の中で2~3の分野を出題することが多いですが、関西学院大学ではそうなっていません。
以下に頻出範囲を記載しますが、あくまで過去の傾向にすぎません。
本気で関西学院大学をはじめとした関関同立およびそれに近いレベルの大学を狙うのであれば、極端に範囲を絞った勉強はやめましょう。
近年では近畿大学の生物系は人気があり、興味を持つ学生も多いです。
そういった生徒は、関西学院大学同様に付け焼刃と打算でなんとかなるレベルの大学ではありませんし、そのレベルの学生は求められていません。
一応の頻出範囲
高い思考力と実験への対応が求められる範囲が頻出となっています。
細胞
遺伝
呼吸と光合成
免疫
バイオテクノロジー
などが出題されやすいです。
実際には暗記要素が強い植物も実験と絡めて出題されたり、免疫や発生も出ているので、頻出範囲は目安にしかなりません。
記述対策は知識が前提
各大問で記述問題が出題されます。
長さは30~80字程度の制限があるものが多いですが、中には文字制限がなく、図も組み合わせて答えるパターンもあります。
空欄に適切な用語を記載する問題も頻出なので、各用語を正確に暗記して、記載できなければいけません。
長い記述を心配する生徒は多いですが、私の指導経験上ではそのうちの80%以上が基礎知識が不足しているせいで記述が書けていません。
難しい記述対策の最初の一歩は基礎知識の暗記です。
また、単純暗記ではなく用語の意味と実験などの流れを理解した上での基礎暗記が必須。
多くの生徒がそもそも暗記を単純暗記とはきちがえているので、勉強法が合っているかどうかの確認が必須となります。
逆に言えば理解に基づいた暗記の勉強習慣が身についていれば、関西学院大学への合格は大きく近づいたといえるでしょう。
実験には流れがある
実験思考問題には基礎暗記が必須だと前述しました。
実際の対応法としては、基礎知識に実験的思考をプラスする必要があります。
実験問題を遂行するための論理的思考力には現代文の勉強が欠かせません。
一方で、よくある実験手順を理解しておくことで、論理的思考力がある程度不足していてもカバーができます。
よくある実験の手順と、なぜそういった手順をすべきなのか?を理解するようにしましょう。
ただ流れを暗記するだけでは、関関同立クラスには対応できません 私の授業では、知識と論理をいかに融合させるかといった複数科目の複合的な話を、生徒の学力に合わせた指導を行っています。
計算は少ない
実験と記述はかなりの分量がありますが、計算問題は非常に少ないです。
さすがに全くでないという可能性は非常に低いですが、重要度はかなり低いといえるでしょう。
全体の1割以下であり、難易度も基礎~標準レベル。
余裕があればしっかり勉強したいところですが、時間や計画が不十分な場合は後回しにしましょう。
参考書・問題集
参考書(Amazonリンク)は暗記だけでなく、実験や思考に関しても深い記載(Amazonリンク)があるものが必須です。
特に実験などに対しては、
なぜその実験が必要なのか
結果に至った論理的根拠は何か
どうしてその手技や手順が必要か
といった中身が深いものがいいでしょう。
暗記偏重の一問一答形式は不適切です。
問題集
問題集も参考書と同様に実験思考系に強いもの(Amazonリンク)がいいでしょう。
ただし、先に基本的暗記をある程度終わらせてから、難しい問題にとりかかりましょう。
基礎知識(Amazonリンク)がなければ実験問題を先に解いても非効率で無駄になりやすいです。
共通テスト対策は非常に有効
共通テスト対策やセンター過去問は、実験考察問題も多く、出題範囲も広いので対策として利用しやすいです。
共通テストのみでは不十分なので、夏休みでの総復習など部分的に使いましょう。
受験勉強には継続的で計画的なサポートが有効になります。
塾や予備校任せにせず、お子さんの性格や学習状況に合わせたサポート・面談をしてくれる人がおすすめです。
まとめ
保護者の方へ
関西学院大学の生物はしっかりとした難易度があり、勉強法が正しくないと合格は難しくなります。
特に、暗記だけでは絶対に合格ができないので、生物は覚えれば大丈夫という認識は、お子さんも保護者の方も改めることが必須。
現在のお子さんがすべき勉強は単純暗記ではない、ということを知ったうえで、計画的で最適化していきましょう。
現在の偏差値が低くても、正しい勉強ができれば関西学院大学の合格を目指すことは難しくありません。
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