【生物】山口大学を徹底分析 | 獣医学・農学ならプロ家庭教師のロジティー

 

山口大学の生物

山口大学で個別学力検査(2次試験)で生物(理科)は基本的に選択です。

 

個別学力検査で理科が必須(選択肢の中に生物がある)

教育学部(理科教育専修)
理学部
農学部
医学部(医学科・検査技術学専攻)
共同獣医学部

 

個別学力検査で理科が選択(選択肢の中に生物がある)

教育学部(一部のコース) 理科は共通テストで必須であり、どの科目を選ぶのかは高校2年生の冬くらいからだいたい決めておくと効率的な受験となります。

高校1年生の冬~高校2年生になるときに文理選択がありますが、そのときに受験科目の理科をなんとなく考えた上で理科の2科目を選べると最高でしょう。

 

英語も理科も数学も大学入学後に高度な勉強をするので、受験科目にならなくても無駄にはなりません。

そもそも新しく学ぶ内容に無駄はありません。

活かすかどうかはあなた次第です。

 

山口大学分析 → 共同獣医学部 数学 化学

私立獣医に合格するための勉強法 → 英語 数学 生物 化学

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まんべんなく基礎~標準レベルを大切にしよう

山口大学の生物は、大問が5つ。

各大問20点ずつとなっています。

 

バランスのよい出題

5つの大問は、例年の傾向で絶対にこの分野が出題されやすいという出題分野に偏りが小さく、全ての分野をしっかり積み上げる必要があります。

また、全体的に知識が重要なのは事実ですが、知識に対する記述問題もあります。

 

ただ覚えるのではなく、内容を理解した上で暗記と組み合わせなければ対応できません。

いわゆる一問一答形式も多くありますが、それらで身に着けた基礎的な知識をつなげる勉強も必須となります。

共通テストでの勉強も活かす

国立大学である山口大学では、2次試験に生物を選択する生徒は共通テストでもほぼ100%生物を選択しているはずです。

 

よくあるパターンとして、共通テストは選択式だから大丈夫だけど、記述となると書けない人。

勉強方法を間違えている証拠です。

そもそも選択式問題を選ぶときの根拠の作り方を間違えている可能性が大です。

 

今すぐに自己分析を行いましょう。

自己分析を自分一人で出来ない場合は、集団指導塾ではなく家庭教師や個別指導など1対1のプロを利用してください。

正しく勉強すると、共通テストでも山口大学の試験でも、どちらでもしっかり高得点がとれる学力が身に付きます。

漢字で正しく記述しよう

基本は共通テストで、山口大学用に用語記述できるように高校1年生のときから準備する必要があります。

他の国公立大学でも、用語記述問題は頻出。

一部私立大学でも用語記述が課されるので、多少志望校が変わったとしても損はないでしょう。

 

難易度は実験で上がる

山大(山口大学)では記述問題や実験問題はありますが、計算問題や化学反応式に関わる出題が限定的です。

 

計算問題の数がそもそも少ないです。

生物では出題されやすい計算がいくつかありますが、基本的にすべてそれらの出題されやすい計算しか出ません。

計算は典型問題に絞った最低限でよいでしょう。

ただし、計算を避けすぎると山大では対応できても、共通テストで多少の不足がでる可能性があるので注意してください。

 

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実験問題は典型問題が中心

実験問題はだいたい2つ程度出題されています。

他にも典型的なグラフや図が出題されることもあります。

 

実験や図表の難易度も標準的であり、大半は参考書や模試などで見たことがあるもの。

共通テストにも2次試験にも対応できるような正しい勉強を標準レベルで継続できていれば、全く問題ありません。

 

一部、その場で初見の実験として読み取る問題が出題されることもあります。

基本的には共通テストでも起きることであり、実験自体は初見でも実験内容は典型問題に類似していることもあるので、実は比較的解きやすいといえます。

あくまで比較的なので、解きにくい・解けない生徒は多いでしょう。

そういった実験は飛ばしてもOK。(医学科と獣医学科は基本的に飛ばさないでください)

全てを解けなくても合格最低点はしっかり取ることができます。

 

難易度と参考書・問題集

全体的な難易度として、共通テストとほぼ同じか、若干+αがあるくらい。

医学科と獣医学科の2学科は+αにも対応しなければいけませんが、それ以外の学部学科は共通テストレベルを60~75%取れる学力が目標になる(学部学科によります)でしょう。

 

共通テストレベルが安定して7割取れれば、2次試験でも合格最低点くらいの能力があるといえます。

ただし、どの科目でどれくらいの点数をとるべきかは、目指すべき学科と、一人一人の学力バランスによって変わります。

参考書は共通テストレベルを普段使いするかは、個人の判断

生物は優良な参考書が限定的かつ教科書は圧倒的に受験に向いていません。

さらに、共通テストレベルも2次対策としては使いにくい部分があります。

 

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などは生徒の評判が比較的よいですが、生物基礎の範囲しかありません。

 

医学科と獣医学科以外の生徒は共通テスト対策の参考書でも良いですが、以下に示す医学科・獣医学科レベルの参考書を使いつつ、難しい部分は飛ばすのがおすすめです。

医学科や獣医学科は「共通テスト」や「中堅私大」といったレベルの参考書だと確実に不足がでます。

 

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といった共通テストはもちろん、2次試験でも合格に必要なレベルまで知識も実験も網羅されているものがよいでしょう。

問題集も基礎~標準レベル

問題集は学校でよく使われているような

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といった問題集で十分に合格点がとれます。

 

他にも

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なども日々の問題集として有効だといえます。

 

医学科と獣医学科は発展問題やレベルC、Dといった、それらの問題集の一番難しいレベルまで勉強しましょう。

2学科以外は、発展や難易度の高いレベルは飛ばしてOK。

 

基礎や標準レベルを繰り返し練習しておきましょう。

生物は積み重ねが重要なので、遅くとも高校2年生の夏には受験を見すえて勉強しましょう。

出来れば高校1年生の生物基礎の段階からこつこつ継続してほしいです。

 

まとめ

  • 全ての範囲を網羅的に
  • 基礎と標準が出来ていれば発展レベルは不要
  • 正しい勉強が継続できていれば攻略間違いなし

 

保護者の方へ

山口大学の生物は、正しい勉強が継続できていれば確実に合格率を高めることができます。

国立大学らしい、標準的な知識と典型的な実験、図表が中心。

共通テストとの類似点も多くみられ、自己分析と大学分析が正しければ効率的に勉強ができます。

早めから受験を意識した勉強をすれば部活や青春を楽しみながら着実に成績・合格率を上げられます。

 

 

注意点は、お子さんが本当に正しい勉強ができているのかどうか? これだけです。

お子さん自身では判断が難しいですし、保護者の方にも判断が難しい場合は、丁寧かつ定期的に面談をしてくれる塾や家庭教師なども考えてみましょう。

 

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