鳥取大学の生物
鳥取大学は鳥取県にある国立大学。
4学部あり、そのうち3つの学部は理系であることは大きな特徴です。
入試においても理科や数学の重要性が高く、生物も3つの学部で利用できます。
「知と実践の融合」を基本理念としており、生物の入試も理念に則した問題。
ただ覚えるだけではなく、考えて実際に活用できるレベルを求めたものとなります。
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生物が選択できる学部学科
工学部 化学バイオ系学科
農学部 全学科
医学部 医学科、生命科学科
医学部の2学科は化学・生物・物理から2科目を選択します。
農学部と工学部(化学バイオ系学科)の2次試験は理科1つですが、共通テストでは理科2科目が必要となります。
学科ごとで目標点が違うので勉強法も変わる
医学部の医学科や農学部の共同獣医学科だと85%以上の得点率が必要となる年もあります。
一方で工学部の化学バイオ系学科では70%前後になることも多く、目標とすべき学部学科で必要な点数が変わります。
点数が変われば勉強方法も変わることを念頭に置いたうえでご覧ください。
分野のバランスよく、暗記も理解も必要
鳥取大学の生物は、暗記もしっかり必要になりつつ、暗記一辺倒では不十分な問題が出ます。
選択問題もあれば記述問題もあり、実験の途中過程を聞かれることもあれば代表的な例を問われることもあります。
基本的には新規の独自問題は出題されず、教科書や参考書、共通テスト過去問などに記載されている範囲から出題されます。
真面目かつ継続的に正しく勉強すれば高得点を狙いやすいです。
ただし、記述や実験があるので暗記だけで取れる点数は限定的だといえるでしょう。
幅広い分野から出題されるも、傾向はある
鳥取大学を受験するのであれば共通テストも受験します。
ですので、出題範囲が幅広い事自体は問題ないはずです。
一方で、得意や不得意はあるので、出題されやすい範囲を重点的に頑張ること自体は戦略といえるでしょう。
出題率が低い分野に注目
一般的に
遺伝
代謝・光合成
細胞分裂(減数分裂含む)
などはどの大学でも出題されやすく、難易度も高い問題が出ることも多いです。
特に遺伝と代謝・光合成はほぼ確実に出題される大学も多くなっています。
一方で鳥取大学では、上記の分野が出題される年もありますが、出題されない年も多くなっています。
意外と出ている植物
共通テストでは定番ですが、大学の個別試験(2次試験)では植物の出題率が低い大学は多いです。
生態学的な側面の問題は共通テストでも個別試験(2次試験)でも定番ですが、植物の発生や受精・組織などは大学ごとに差があります。
鳥取大学では毎年必ず出るわけではありませんが、ちょくちょく出題されています。
併願校とは傾向が違うと感じやすいポイントの一つでしょう。
長日・短日植物であったり、ABCモデルであったり、10年に2,3回出題されている分野もあります。
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バイオテクノロジーは勉強量の割には近年は出題率がある
例えばPCRやiPS細胞は5~10年前は一般知名度が限定的でしたが、現在はかなりメジャーになりました。
PCRはコロナの影響で、iPSは実用化に関わるニュースが増えたこともあるでしょう。
毎年出題されるわけではありませんが、最近の鳥取大学では一定量の出題があります。
直近だと2026年はクローンやiPS細胞が少しだけ、2025年もiPS細胞について触れられています。
2024年はPCRが出題されました。
一方で2023~2020年は出題なし。 2019年は電気泳動とクローンは触れられていますが、PCRはできいません。
必要な勉強量の割には出題率が高く、ここ3年の出題があることから、必ず勉強しておきたいです。
記述は難易度が結構ある
共通テストで基礎~標準レベルの知識と理解ができていれば、記述問題は意外と攻略できます。
ただし、共通テスト対策では選択式ということもあって、なんとなく選ぶことで理解も出来ていると勘違いしている生徒も多いです。
そういった生徒は模試などでの点数が安定しなかったり、勉強方法がわからないまま塾の宿題をしているだけだったりします。
正しい勉強は記述か選択式かを選ばないので、正しく積み上げていきましょう。
実験は手順と意味を両方理解しよう
鳥取大学で出題される実験は、一般的なもの。
ちゃんとした参考書であれば途中の手順だけでなく、なぜその手順が必要なのかという意味が書いてありますし、結果がどうしてそうなるかもわかりやすいです。
実験をしました。結果がこうなりました。 という頭とお尻だけを確認するのではなく、頭とお尻が繋がるように中身を理解しましょう。
初見の実験はほぼなく、論理的思考力や現代文力はテスト当日よりも普段の勉強で必要となります。
計算は少ない
鳥取大学の難易度が難しくなりすぎない理由の一つは計算です。
全く出題されないとはいいませんが、他の大学と比較しても計算問題は少なめ。
計算対策をほぼしなくてよいのは手間が削減できるので、他の部分を理解するために時間を使えます。
一方で、代表的な植物名や物質名、病名なども覚える必要があります。
難易度と参考書・問題集
基礎から標準レベルや共通テストレベルが網羅されている参考書・問題集がおすすめです。
参考書
基礎~標準レベルの知識と理解。
さらには代表的な実験がわかりやすい参考書がおすすめです。
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生物において2次試験まで網羅されている参考書はそもそも数が少ないので、有名どころを買っておけば間違いないです。
問題集
参考書と同様に、標準レベルまでの知識および実験が網羅されている問題集がよいでしょう。
逆に初見の実験や論理的思考力を問う様な難易度の高い問題は不要です。
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計算問題もほぼいらないので、現在の学力に合わせた難易度を理解し、問題集を選びましょう。
まとめ
保護者の方へ
国立大学である鳥取大学は、とにかく科目も範囲も広いです。
生物も広範囲に出題され、共通テストも独自試験(2次試験)もどちらも対策する必要があります。
難易度はそこそこでも、科目数の結果時間がかかりますし、理科の中でも生物は対策に時間がかかる科目です。
暗記一辺倒では一定までしか点数が伸びないので、勉強方法を間違えているとほぼ確実に時間が不足します。
大学受験の準備は早めがおすすめです。
早めの対策には保護者の方の動きが欠かせないでしょう。
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