【薬学部】立命館大学を徹底分析 | 関関同立ならプロ家庭教師のロジティー

 

立命館大学の薬学部

関西の有名薬学部はいくつかありますが、その一つが立命館大学。

関関同立で薬学部があるのは立命館大学だけです。
(同志社女子大学には薬学部があります)

 

学科

薬学科(6年制)
創生科学科(4年制)

 

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試験方式

立命館大学で独自試験のみで行われる一般選抜は、

全学統一方式
学部個別配点方式
理系型3教科方式

の3種類があります。

 

160人の総募集人数に対して、一般選抜の募集人数は108人(67.5%)となっています。

 

立命館は薬学部なのに理科は化学以外も選択できます。

薬学部では共通テスト利用(7科目型・3科目型)や総合型選抜(AO選抜)などもあります。

 

総合型にはUNITE Programを活用したものもあります。

 

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UNITE Program とは

立命館大学とatama plus株式会社が開発したAIを利用した学習方法です。

2026年度(出願は2025年5月~)も実施されており、薬学部を含む8学部で受験可能です。

 

事前に大学が指定する勉強を行い、テストにクリアすることで9,10月にあるAO試験に出願できることになります。

2027年度以降も行われるでしょうから、立命館が第一志望・興味が強い生徒は遅くとも2年生の秋冬にはチェックしておきましょう。

 

現在は推薦入試(AO含む)も多様化しており、受験の準備は以前よりも早めのスタートが重要になっています。

薬学方式

両学科の併願受験ができます。

数Ⅲがない文系数学の範囲です

【英語】100点 80分
【数学】ⅠAⅡBC 100点 100分
【理科】化学・生物・物理から1つ選択 100点 80分

 

全学統一方式

最も定員が多い全学統一方式はメインの入試です。

数学Ⅲが入っている、理系数学です。

こちらも1回の受験で、2つの学科を併願することが可能です。

【英語】100点 80分
【数学】ⅠAⅡBⅢC 100点 100分
【理科】化学・生物・物理から1つ選択 100点 80分

 

学部個別配点方式

理系の全学部で問題が同じ方式です。

理科1科目型と2科目型があり、どちらかのみしか受験できません。

数学Ⅲがある、理系数学です。

理科1科目型

【英語】100点 80分
【数学】ⅠAⅡBⅢC 100点 100分
【理科】化学・生物・物理から1つ選択 150点 80分

理科の配点が150点と高くなっています。

理系2科目型

【英語】100点 80分
【数学】ⅠAⅡBⅢC 100点 100分
【理科】化学・生物・物理から2つ選択 100点×2科目 2科目で120分

理科は100点満点が2科目で200点満点の配点があります。

総合400点満点となります。

 

合格最低点

2025年2月に実施された試験は、範囲は新課程ですが基本的には大きな変化はありませんでした。

ただし、薬学部の合格最低点は大きく低下し、比較的入学しやすくなったといえます。

 

6年制の薬学科の方が合格最低点が高くなっています。

薬学方式

薬学科  が190~195点(63~65%)
創薬科学科が160~170点(53~57%)

ただし、2021年は点数が大幅に低くなりました。

 

2024年は

薬学科  で192点(64%)
創薬科学科で182点(60.7%)

と従来に近い点数でしたが、

 

2025年は

薬学科  で192点(64%)
創薬科学科で182点(60.7%)

と合格最低点が大幅に下がりました。

 

他の学部と問題が同じである全学統一方式でも薬学部は合格最低点が下がっていました。

他の理系学科は全学統一方式での合格最低点が2024年と変わらないか、2025年の方が少し高かったことから、2025年の薬学部は比較的入学がしやすかったことがわかります。

 

難しいと思っていた立命館に入りやすいかもしれないとなれば、2026年は逆に難易度が高まる可能性もあります。

薬学部全体の人気を考えると、2026年や2027年の入試は点数や難易度でいえば2025年と同じくらい。もしくは2024年と2025年の間くらいになる可能性の方が高いでしょう。

 

全学部統一方式(理系)

薬学科  が185~186点(62~63%)
創薬科学科が158~175点(53~59%)

全学部統一は点数が安定しており、必要な点数のぶれが小さくなっています。

 

2025年は

薬学科  で178点(59.3%)
創薬科学科で162点(54%)

でした。

 

学部個別(理科1科目)

薬学科  が200~250点(57~71%)
創薬科学科が200~215点(57~62%)

350点満点です。

理科の問題が点数に大きく影響するため、ぶれが大きくなっています。

 

2024年も2025年も薬学科は従来通りの点数でしたが、創薬科学科は合格最低点が高くなりました。

 

学部個別(理科2科目)

薬学科  が240~310点(60~77%)
創薬科学科が240~280点(60~70%)

400点満点です。

理科の問題が点数に大きく影響するため、こちらもぶれが大きくなっています。

 

男女比・現役浪人比

合格者における男女比は毎年だいたい1:1

約半分が女子生徒となっています。

 

薬学部は比較的女子の方が多くなりやすいですが、立命館は若干男子比率が高い薬学部といえます。

実際学ぶ上ではほぼ変わらないといえるでしょう。

 

現役浪人比

現役が6割
浪人が4割

くらいが多くなっています。

薬学部は難易度も人気も高く、どの大学も浪人率が高くなりやすいです。

 

立命館大学全体でみると現役6~7割、浪人3~4割くらいなので、薬学部の難しさがよくわかります。

基本的に偏差値が高い大学の理系・医歯薬獣医では浪人率が高くなるので、立命館の浪人率の高さも納得の数字といえます。

 

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