【英語】学習院大学を徹底分析 | 英語力を支える国語と知識が合格への近道

 

学習院大学 法学部の英語

学習院大学の一般選抜は2学部で問題が共通。

法学部のコア試験(メインの入試で定員が多い)は、文学部のプラス試験1(英語英米分化学科)と国際社会科学部のプラス試験(英語を除く)と同じ日程、同じ問題となります。

 

ここでは法学部のコア試験の英語を分析。

文学部のプラス試験1を受験する可能性がある人にも役立つ分析となっています。

国際社会科学部のプラス試験は英語のみ外部試験利用なので、法学部のコア試験を利用することはできません。

 

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プラス試験は経済学部

法学部のプラス試験は経済学部のコア試験と同じ問題です。

全科目で経済学部のコア試験と同じとなります。

法学部は第二志望学科を出願できる

法学部・経済学部・文学部のコア試験では、第一志望学科のほかに同じ学部内の他の学科を第二志望学科として出願することができます。

 

法学部でいえば、法学科の方が若干合格最低点が高く、政治学科は若干合格最低点が低くなりやすいです。

例えば第一志望が法学科でも第二志望学科として政治学科を出願することができます。

 

仮に法学科の合格最低点にわずかに届かず不合格となっても、政治学科は合格することがある、ということです。

絶対に法学科志望で、そもそも政治学科に興味がない場合は利用する必要がない制度ですが、法学科にも政治学科にも興味がある生徒にとっては有効性があります。

 

2つの長文からスタート

学習院大学の英語は、大問1と2で長文読解があります。

7つある大問の序盤に見えますが、この2つの長文がメイン。

 

90分の時間のうち45~60分くらいを費やす価値があります。

配点も150点中80点。

合格最低点が55%前後になりやすいことから、長文が解けるだけで合格に一気に近づくといえます。

700語レベルの長文は丁寧に読もう

基本的に600~1000語程度の長文が2つ出ます。

難易度としては700語レベルの中堅私大くらい。

 

出題は内容把握が中心。

どちらの大問も基本的な形式は同じなので、勉強方法は大問1も大問2も変わりません。

正しい長文読解の読み方を身に着けるとともに、高校1年生や2年生のときから単語や文法をいかに蓄積するかにかかっています。

20~25文字の和訳などちょっと変わった面もありますが、求められている能力は一般的なものになります。

テーマは法律や文系とは限らない

学習院の法学部と聞くと、お堅いイメージを持っている生徒・保護者の方もいるでしょう。

 

入試問題をみると、なぜ長文を2つ用意しているかがわかります。

堅さと柔軟性の両方を持つためにも、2つの異なった長文で多様さを示しています。

 

法律は社会や生活・文化に根ざしており、幅広い視野と知識が必須。

文系学部にありがちな、文化や社会、もちろん法律や規則に関する出題はよくあります。

同時に、入試問題でも文系的な文章だけでなく、AIや生命科学など理系的なテーマからの出題もあります。

近年のAIは法整備にも注目が集まっているので、一見理系的に感じても法学部に重要なテーマであることがわかります。

内容理解をするためにも英語だけじゃ足りない

多様なテーマから出題される学習院の英語長文を理解するには、

現代文の読解力
ニュースなど様々な物事に対する関心と知識

の2つが最低条件といえます。

この2つの条件に英語力をプラスすることで、国語や小論文といった併願校も含めた入試対策にもなりますし、学習院大学の入試対策にもなります。

こういった学習習慣は、大学入学後や社会人になった時にも役立ちます。

 

大問3以降は文法と単語が中心

大問3~7では、様々な出題形式で英単語や英熟語、英文法、ライティングなどが出題されています。

 

大問3~6まで配点が15点。

大問7も10点。

各大問に特徴があり、解きやすい問題は積極的に高得点を狙い、苦手な大問は無理せず対策に時間を使いすぎないのがおすすめです。

 

実際には大問1,2に繋がる大問も多くあり、基礎の固め方は個人によって変わってきます。

表面的な点数ではなく、自分自身に合った勉強方法を継続し、自動的に各大問対策になる様な勉強をしましょう。

大切なのは勉強法の正しさと継続力です。

大問3は戦略が必要

300語程度の文章に、単語や熟語を穴埋めします。

 

前提として、副詞や接続詞、前置詞などの単語力は必須となります。

2語の熟語もよく出題されており、単語力が一定以上になった後は熟語の勉強も頑張りましょう。

 

副詞は前後関係も大事。

長文の力も使えれば満点を狙えますが、そこまで狙うかどうかは英語力と計画性によって変化します。

 

まずは単語と基礎文法。

この2つをクリアしたら熟語。

単語と文法は単純暗記だと勘違いしやすいですが、実は勉強方法も含めた内容が大事です。

 

ただ覚えればいいだけ、というのは失敗のもと。

落ち着いて単語と文法の勉強を見直してみましょう。

 

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大問4はよくある4択

大問4はどの私立大学でもほぼ確実に出題される文法と単語・熟語の4択です。

 

問われている能力は大問3や大問5に近いので、大問4のために特殊なことをする必要はありません。

大問3と同様に、計画的に自分の勉強方法を見直して、正しい勉強を継続するだけです。

大問5は間違い探し

大問5は、大問3,4と似た能力が求められますが、文法の要素が一番強い大問です。

間違い探しも様々な大学で出題されており、実際に学習院大学の併願校としてあがりやすい大学でも採用率が高い形式。

 

基礎力は他の大問と変わりませんが、形式に一定程度慣れておく必要があります。

文法問題集を買うときは、初期的にはなんでもいいですが、3年生の秋冬に使う問題集は間違い探しが含まれているものがよいでしょう。

大問6は会話表現

大問4と同様の4択ですが、大問6は会話文の出題。

会話文特有の表現も出題されていますが、会話文かどうか関係しない普通の文法4択も出題されています。

 

大問4や5の対策をするのと同時に、余裕があれば会話文の問題も解くとよいでしょう。

基礎文法や熟語などの時点で会話表現をインプットしてから、問題集を使いましょう。

大問7は10点分だけ

最後の大問はライティング。

実際に記入するのは単語だけです。

 

ライティングは併願校でどれだけ必要になるか、そもそも英検などの英語外部試験をどれだけ重要視するかで大幅に異なります。

10点分なので最初から気にしないのも戦略。

しっかり10点中6~8点(時には満点)を狙うのであれば、高校1年生のときから英単語の勉強方法を工夫する必要があります。

 

学校のペースもありますし、10点しかなくても積み上げは50点分くらい必要な大問。

取りにいくのか、無理をしないのかはっきりさせましょう。

点数が取れない受験生も多いので、英語が得意な生徒は積極的に狙っていきましょう。

 

難易度と参考書・問題集

学習院対策は英単語と英文法の基礎からスタートします。

英単語としては、共通テストレベル(Amazonリンク)を2年生までに仕上げましょう。

 

ターゲットだと1400(Amazonリンク)くらいです。

学校でターゲット1900を利用している場合は、とりあえず1200~1400くらいまでの精度をあげましょう。

 

併願校によっても変わってくるので、画一的な対応をする必要はありません。

現実的には多様な長文にも対応できる単語力が必要になります。

長文の勉強と合わせて単語も増やすことができるので、単語帳でどこまで行くかは状況によります。

英文法と熟語も大事

大問3,4,5あたりでは文法力と熟語が大事。

基本的な文法書は高校1年生からコツコツと積み上げましょう。

 

学習院クラスを狙う生徒は、文法の勉強方法がわかっていないケースをよくみかけます。

文法の勉強という意味がわかっていない場合は、今すぐ勉強方法や受験までの計画と合わせて指導してくれる先生を見つけてください。

保護者に相談も必要でしょう。 やみくもに勉強していて合格できるほど、学習院は甘くありません。

長文は幅広さにも対応しよう

学習院の長文は、英語長文の勉強と合わせて日々のニュースや興味を拡大するような習慣があると有利です。

 

長文の内容自体は一般的な範囲なので、学習院の英語長文のために特殊なことをする必要はありません。

正しい勉強法で本質的な長文読解の能力をあげていきましょう。

英語長文の読み方は現代文にも通じるものがあるので、現代文と英語の先生は同じ人が理想です。

また、推薦なども視野に入れているのであれば、小論文の先生も同じ人がベストだといえます。

 

まとめ

  • 単語や文法は時間がかかるので計画的に
  • 幅広い長文に対応するにはそれ相応の準備が大事
  • ライティングは進路や得手不得手に合わせて

 

保護者の方へ

学習院大学の法学部は、しっかりした難易度と幅広さがあります。

 

配点が大きな長文に目が行きやすいですが、実際には高校1年生や2年生でどれだけ基礎を積み上げられるかどうかにかかっています。

保護者の方が進路や日々の勉強方法に対して、塾や家庭教師などのサポートをどれだけ適切に準備できるかが分かれ目。

お子さんにあったサポートが果たして何なのか。

早めの進路相談が合格への第一歩になるかもしれません。

 

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