立命館大学の薬学部
関西の有名薬学部はいくつかありますが、その一つが立命館大学。
関関同立で薬学部があるのは立命館大学だけです。
(同志社女子大学には薬学部があります)
学科
薬学科(6年制)
創生科学科(4年制)
立命館大学分析 → 生命科学部 数学分析 化学分析 生物分析
関東の主要薬学部 → 慶応義塾大学 東京薬科大学 東京理科大学 北里大学 昭和大学
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試験方式
立命館大学で独自試験のみで行われる一般試験は、
全学統一方式(Amazonリンク)
学部個別配点方式
理系型3教科方式
の3種類があります。
以下に科目や配点(2024年2月のデータ)を示します。
立命館は薬学部なのに理科は化学以外も選択できます。
薬学部では共通テスト利用(7科目型・3科目型)や総合型選抜(AO選抜)などもあります。
総合型にはUNITE Programを活用したものもあります。
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UNITE Program とは
立命館大学とatama plus株式会社が開発したAIを利用した学習方法です。
これを活用した入試形式である総合型選抜(AO選抜入学試験)が立命館大学ではあり、薬学部でも2023年の秋に定員がありました。
薬学部の2学科では化学が対象です。
他にも2023年の秋は
経済学部
スポーツ健康科学部
食マネジメント学部
の3つでUNITEを活用したAOが受けられました。
薬学方式
両学科の併願受験ができます。
数Ⅲがない文系数学の範囲です
【英語】100点 80分
【数学】ⅠAⅡBC 100点 100分
【理科】化学・生物・物理から1つ選択 100点 80分
全学統一方式
最も定員が多い全学統一方式はメインの入試です。
数学Ⅲが入っている、理系数学です。
こちらも1回の受験で、2つの学科を併願することが可能です。
【英語】100点 80分
【数学】ⅠAⅡBⅢC 100点 100分
【理科】化学・生物・物理から1つ選択 100点 80分
学部個別配点方式
理系の全学部で問題が同じ方式です。
理科1科目型と2科目型があり、どちらかのみしか受験できません。
数学Ⅲがある、理系数学です。
理科1科目型
【英語】100点 80分
【数学】ⅠAⅡBⅢC 100点 100分
【理科】化学・生物・物理から1つ選択 150点 80分
理科の配点が150点と高くなっています。
理系2科目型
【英語】100点 80分
【数学】ⅠAⅡBⅢC 100点 100分
【理科】化学・生物・物理から2つ選択 100点×2科目 2科目で120分
理科は100点満点が2科目で200点満点の配点があります。
合格最低点
以下は旧課程のデータですが、2025年1月からの新課程入試と似た傾向になることが予測されています。
6年制の薬学科の方が合格最低点が高くなっています。
薬学方式
薬学科 が190~195点(63~65%)
創薬科学科が160~170点(53~57%)
ただし、2021年は点数が大幅に低くなりました。
全学部統一方式(理系)
薬学科 が185~186点(62~63%)
創薬科学科が158~175点(53~59%)
全学部統一は点数が安定しており、必要な点数のぶれが小さくなっています。
学部個別(理科1科目)
薬学科 が200~250点(57~71%)
創薬科学科が200~215点(57~62%)
350点満点です。
理科の問題が点数に大きく影響するため、ぶれが大きくなっています。
学部個別(理科1科目)
薬学科 が240~310点(60~77%)
創薬科学科が240~280点(60~70%)
400点満点です。
理科の問題が点数に大きく影響するため、こちらもぶれが大きくなっています。
男女比・現役浪人比
合格者における男女比は毎年だいたい1:1
約半分が女子生徒となっています。
薬学部は比較的女子の方が多くなりやすいですが、立命館は若干男子比率が高い薬学部といえます。
実際学ぶ上ではほぼ変わらないといえるでしょう。
現役浪人比
現役が6割
浪人が4割
くらいが多くなっています。
薬学部は難易度も人気も高く、どの大学も浪人率が高くなりやすいです。
立命館大学全体でみると現役6~7割、浪人3~4割くらいなので、薬学部の難しさがよくわかります。
基本的に偏差値が高い大学の理系・医歯薬獣医では浪人率が高くなるので、立命館の浪人率の高さも納得の数字といえます。
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