【日本史】学習院大学の文学部を徹底分析 | GMARCHならプロ家庭教師のロジティー

文学部の日本史

学習院大学の文学部では日本史探求がメインですが歴史総合もテスト範囲に含まれます。

時間は90分。

2025年1月以降のテストで初めて歴史総合が範囲に含まれるので、本分析では日本史分野のみとなっています。

歴史総合・日本史探求を選ばない生徒は

歴史総合・世界史探求、地理総合・地理探求、公共・政治経済、数学ⅠAⅡBC

のどれかを選ぶ必要があります。

共通テストでも文学部の全学科で歴史総合・日本史探求を利用できます。

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文学部はコア試験か推薦

文学部ではコア試験が圧倒的メインで、プラス試験は心理学科と教育学科の5名ずつしか定員がありません。

推薦は学校推薦型(指定校・公募制)や外国高等学校出身者などはありますが、小論文や面接があっても日本史の学力試験はありません。

大問1,2,3の暗記攻勢に騙されないように

学習院の文学部の日本史を見てみると、暗記に偏っているのがよくわかります。

また、史料の使い方も特徴的で、学習院に特化した勉強方法が必要と感じる生徒もいるでしょう。

そうした表面的な情報に踊らされると、勉強方法を間違えて、受験で苦労することになります。

古代や原始などの比率が高い

一般的な大学入試の日本史と学習院の日本史では出題範囲の傾向に違いがあります。

大問が4つ5つあると、2~3つが近現代となりやすく、江戸から1~2つ。

16世紀以前は1つ前後で、多くて2つくらいとなりやすいです。

学習院では大問1はほぼ10世紀より前の時代から問われ、大問2でも中世になりやすい。

場合によっては大問4も中世になり、江戸より前の時代の大問が3つ。

江戸以降は半分以下もありうるのです。

高校2年生の春・夏に勉強した内容をしっかり復習していきつつ、積み重ねることが求められています。

基本は江戸が一つで近現代が2つくらい

現実に一番出題率が高い形は、

古代1つ
中世1つ
江戸1つ
近現代2つ

となりますが、変化があったとき近現代や江戸が増えるのではなく減るのがポイントです。

2025年から歴史総合が入り、世界史パートの大問が1つで日本史が4つの大問となった場合、近現代が減る可能性は十分に考えられます。

史学科や日本文学科のある文学部らしい範囲設定といえます。

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記述は全く怖くない

かつては

大問1,2が選択問題
大問3,4が単語記載問題
大問5が200字前後にもなる7行の論述問題

でした。

今は大問3が選択問題となっており、大問1,2,4,5はこれまで通りとなっています。

単語記載も基本は暗記

大問4では江戸と江戸以前から1つずつが、かつての最もよくあるパターンでした。

今は単語記載の大問が1つになり、全範囲から網羅的となりましたが、大問5とは年代が違うようになっています。

単語を記載することに特殊性はない

単語記載だからしなければいけない特殊なことは、漢字が書けることくらい。

特に常用漢字ではない特殊な漢字も出てきますので、その対策だけは必須です。

一方で、流れの理解の傾向や、覚えるべき単語の難易度は大問1~3と変わりません。

大問4のために特別な勉強をするのではなく、高校1年生の時から漢字で記載できる習慣をつけつつ歴史総合も日本史探求も勉強し続けることが理想です。

実際にそこまで質の高い高校1年生を過ごせていない生徒も多いかと思います。

高校2年生、3年生になってからでもいいので、得意な時代を中心に単語記載も含めて書くことを大事にしましょう。

読むだけより書くことを加えた方が覚えやすい生徒が圧倒的に多くなります。

さぼらず積み上げなければ、学習院の合格は難しく、コツコツ真面目に積み上げるほど合格が近づきます。

実は大問5が一番点数が取りやすい

日本史を指導していると、「記述問題は書けない」という生徒の声を聞きます。

わかります。

記述は30字くらいでも難しく、80字を超えると書けるものが少なくなりますよね。

と考えている人もいるでしょう。

理由は簡単です。

勉強方法を間違えています。

実は理解の日本史ができていれば、記述の方が簡単であり、単純暗記の方が点数が取りにくいのです。

特に高得点が取りにくい。

記述問題が難しいのではなく、勉強方法を間違えているので記述問題も暗記問題も出来ていないのです。

ただ、選択問題は理解や暗記があやふやでもなんとなく当たることがあり、間違えてもなんとなく間違えた気になってしまうだです。

選択問題が得意で記述問題が苦手なの、勘違いの可能性が高く、実はその人は選択問題の勉強もしっかり出来ていないでしょう。

流れを理解する意味がわかっていれば学習院の大問5は9割以上を狙える

大問5は時代を問わず古代~現代まですべての範囲が出題されます。

ただ、質問に対する解答は一定の幅が認められるような出題になっており、流れを理解していれば単語を並べてつなぐだけで正しい解答になります。

中学レベルの現代文(作文・小論文)の力と、流れを理解した高校レベルの日本史の知識があれば75点以上がほぼ確実に取れます。

大切なポイントが1,2つ抜けていても7割以上とれるので、ミスに寛容な出題といえるでしょう。

国公立や早慶などはこちらの出題が多く、採点する大学側には大変ですが、生徒の歴史に対する取り組み方が明白になります。

史学科などに興味がある生徒も、それ以外の生徒も、できれば高校2年生の夏までに日本史・歴史総合の勉強方法を見直しましょう。

難易度と参考書・問題集

学習院の日本史は、暗記の難易度が高め。

特に前半の大問で問われる知識の明確性は、根気が必要なように作られています。

一方で、理解に対する難易度はそこまで高くないので、大体の理解をする習慣がついていれば対応しやすいでしょう。

理解が直接解答作成にかかわるものは大問5のみですが、理解の成果が間接的ながらも点数を左右し重要になるのが大問1~4です。

参考書は流れと暗記の両方が必要

参考書で重要なのは流れの理解

細かい暗記ではなく、いかに流れをつかめるか?が参考書でのポイントとなります。

学習院の日本史は、理解は王道のみで十分事足りるので、難しすぎずわかりやすく、大筋をつかみやすい参考書を選びましょう。

絵や図の史料が出ないので、写真などが少ない参考書でもまったく問題ありません。 色も白黒ベースで大丈夫です。

問題集は暗記中心がおすすめ

理解の参考書は流れが重要ですが、実際に暗記が入っていないと点数にはしにくいです。

理解を先にするのは必須事項ですが、後半は暗記のために問題を解いて確認が多くなるでしょう。

細かすぎない程度にそこそこ細かい暗記内容まで網羅し、文章や流れよりも単語暗記要素が強い問題集がよいでしょう。

また、大問の4のために、単語記載の問題が多い問題集もあるとさらによいでしょう。

まとめ

  • 理解はそこそこ、暗記は細かく
  • 勉強が正しければ記述は怖くない
  • 参考書と問題集で必要な特徴が違う

保護者の方へ

学習院の日本史はしっかりとした積み重ねの暗記と、暗記を支える土台となる理解の2つが組み合わさる必要があります。

細かい暗記が出題されやすい傾向ですので、ただ覚えればいいと考えると破綻します。

中学時代の歴史から理解の感覚がつかめていれば有利ですが、実際にはそうではない生徒がほとんど。

日本史は理解が先で、暗記が後。

歴史総合も入る2025年1月からの入試は、生徒にとってハードルが高く、早くから準備をスタートすればするほど有利になります。

保護者の方がお子さんの受験に対してお子さんよりも早くから準備し始めましょう。

理解の日本史を指導出来て、ほかの科目とのバランスも複合的に指導・管理できる先生がベストです。

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