東京女子大学を徹底分析 |女子大分析ならプロ家庭教師のロジティー

 

東京女子大学に合格するのための基本情報

東京女子大学には、学部は現代教養学部のみ。

2025年4月から6学科の新体制となりました。

 

東京女子大学分析 → 英語分析 数学分析 日本史分析 化学分析

女子大分析 → 日本女子大 実践女子大 昭和女子大 津田塾

学科紹介

人文学科
哲学、日本文学文化、英語圏文化、歴史文化の4専攻を中心に学びます。

国際社会学科
経済学や社会学など4つの専攻。世界の視点で現代社会を学びます。

経済経営学科
経済学・経営学・地域デザインを横断的に学び、3年次には3つのコースを選んで専門性高く学びます。

心理学科
人の心のはたらきや行動メカニズムなどが研究対象で、3年次から2つのコースがあります。

社会コミュニケーション学科
心理学とコミュニケーションを横断的に学ぶ学科です。

情報数理学科(旧:数理科学科)
他大学の理学部の近い学科で、数学、情報、数理学を学びます。

 

現在は文系理系という区分ではなく、総合的な能力が求められるので、どちらも学びやすい国際教養学部は、現代の頑張る女性にうってつけの学部といえます。

アクセス

住所:東京都杉並区善福寺2-6-1
最寄り駅:西荻窪駅(中央線、総武線、東西線)、吉祥寺駅(中央線、総武線、東西線、京王井の頭線)

東京女子大は西荻窪駅や吉祥寺駅が最寄りです。

歩いていくこともできますが、ある程度距離があるので、バスがオススメ。
大学の目の前の通りが女子大通りとあり、行きやすくなっています。
西武新宿線の上石神井駅からも行くことができます。

 

試験に関して

東京女子大学における学力試験がメインの一般選抜には、

個別学力試験型(前期・後期・英語外部検定試験利用)
大学入学共通テスト(3教科型・5教科型)

があります。

 

一般選抜には他にも

英語外部検定試験利用型
Global Citizenship Program Link型
3月期(後期日程)

がありますが、定員が非常に限られているので省略しています。

 

他にも各種推薦入試(学校推薦型選抜・知のかけはし入学試験 等)があります。

推薦入試を考えている生徒は、小論文やグループディスカッションの対策も必要になります。

 

プロ家庭教師へのお問い合わせは → こちら

オンライン(web)授業も実施してます。

一般選抜の種類

ここではメイン(定員が一番多い方式)となる一般選抜の個別学力型試験を記載します。

 

試験科目

文系と理系が混ざった学部なので学科によって大きく科目が異なります。

一般入学試験

全学科で3科目の試験があります。

英語外部検定試験利用型も、英語が東京女子の独自試験から外部試験になる以外は同じ範囲となっています。

人文学科、国際社会学科、経済経営学科、心理学科、社会コミュニケーション学科

【英語】リスニングなし 90分 150点
【国語】現代文+古文 90分 150点

『社会』世界史探究、日本史探究
『数学』ⅠAⅡBC(A:全範囲・B:数列・C:ベクトル)

社会と数学から1科目選択 60分 100点

数理科学科 – 数学専攻

数学が2種類あるのは、非常に珍しいです。

350点満点で、理科を選ばずに数学イを選べば数学が250点となっています。

【英語】リスニングなし 
【数学ア】ⅠAⅡBC(A:全範囲・B:数列・C:ベクトル)

『数学イ』ⅠAⅡBⅢC(A:全範囲・B:数列・C:ベクトル、平面上の曲線と複素数平面)
『理科』物理、化学から1科目選択

数学イもしくは理科から1つ選択します。

選択科目と英語は100点。数学アが150点です。 

 

合格最低点

過去数年の結果を独自に分析した結果になります。

一般選抜の個別学力試験型における合格最低点です。

人文学科

一般入学試験3科目型は、210~260点(53~65%:400点満点)ほど。

最近は6割は必要になっています。

2025年度は合格最低点が高くなり、歴史文化学科で269点(67%)となりました。

 

学科ごとの合格最低点は大体同じですが、最近は歴史文化学科が高得点になりやすいです。

学科ごとの差は5~20点と非常に小さいです。

国際社会学科

一般入学試験3科目型は、240~285点(60~71%:400点満点)。

65%は最低でもと取りたいです。

2023年は合格最低点が少し低くなりましたが、それ以外の年は最新の2025年も含めて65%前後になっています。

 

2025年に学科の再編があったので、データの見方には注意してください。

経済経営学科

225~260点(56~65%:400点満点)が合格目安です。

女子大ということもあり、文系と理系の中間にあたる経済系の学科は少しだけ合格最低点が低くなっています。

合格最低点だけで考えれば、東京女子大で最も入学しやすい学科の一つといえますが、他の学科との差は小さいので、難易度は他の学科とあまり変わらないとみるべきでしょう。

心理学科

240~280点(60~70%:400点満点)が合格目安です。

ここ5年はすべてこの幅に入っています。

 

2025年から単独の心理学科となりましたが、2024年までは心理・コミュニケーション学科でした。

 

社会コミュニケーション学科

230~265点(57~66%:400点満点)が合格目安です。

毎年の合格最低点は経済経営学科とほぼ同じ(数点差)です。

 

2025年から単独の社会コミュニケーション学科となりましたが、2024年までは心理・コミュニケーション学科でした。

数理科情報学科

2025年は151点(43%:350点満点)
2024年は140点(40%:350点満点)

でした。

他の5学科と満点が違いますし、理系ですので科目も異なります。

 

2023年までは数学専攻と情報理学専攻の2つに分かれており、合格最低点も異なっていました。

数学専攻は160~185点(46~53%)
情報理学専攻は、170~200点(49~58%)

が目安でした。

2024年や2025年は専攻別ではなく学科全体での合格最低点となります。

 

男女比・現役浪人比・学費

女子大ですので、当然女性比率が100%になります。

2025年からトランスジェンダー女性(戸籍上は男性でも性自認が女性)にも受験資格が与えらえるとの情報がネットにありましたが、公式の出願資格にはトランスジェンダー女性に対する明確な記載はありませんでした。
(何らかの合理的配慮を要する志願者は電話で連絡するように記載があります)

実際には確認が必須でしょう。

現役浪人比

学部や学科によって差がありますが、浪人率が10~40%になります。

理系要素の強い数理科学科は特に浪人率が高くなります。

学費

4年間で約476~528万円。
初年度は約135~147万円(入学金20万円を含む)
2~4年次は約120万円となっています。

理系の情報数理科学科が、文系学科と比較して7~12万円/年、高くなります。

 

偏差値を大きく上げて女子大合格を目指すなら → こちら

よくある質問・料金・web(オンライン)指導などは → こちら

他の記事一覧は → こちら

タイトルとURLをコピーしました