【獣医】推薦入試と一般入試はどっちがいいの?にお答えします | プロ家庭教師のロジティー

 

獣医の推薦は悩ましい

獣医学科を目指す場合で公募推薦や総合型の利用を検討しているご家庭は、私立大学の獣医学科を中心に考えている場合が多いです。

実際、6校全てで推薦入試を実施しています。

 

例えば、

北里大学では120人の定員の内、学校推薦型選抜では44人(指定校25人、公募制20人)
麻布大学では120人の定員の内、学校推薦型選抜(公募制)が28人
岡山理科大学では140人の定員の内、推薦入試A、Bで合計50人
日本獣医生命科学大学では80人の定員の内、一般公募推薦が25名

となっています。
(2026年度の実際の人数:日獣のみ2027年度)

 

近年は推薦入学の増加率が非常に高く、現在では定員の30%を大きく超える大学も増えました。

 

1年で私立獣医に合格する勉強法 → 英語 数学 生物 化学

国公立や他の私立獣医分析は → こちら

国公立では推薦のメリットが小さい

国公立大学でも推薦や総合型が実施されている大学も多くありますが、北海道大学や宮崎大学、山口大学のように一般入試しかない大学もあります。

また、帯広畜産大学のように後期試験で小論文を課す大学もあります(帯広は推薦でも小論文あり)。

 

例えば、

東京農工大学では35人中4人が学校推薦型選抜
大阪公立大学では40人中5人が学校推薦型選抜
鹿児島大学 では30人中6人が総合型選抜

となっており、推薦や総合型を実施していたとしても定員の10~20%。

しかも共通テストが必須。

推薦や総合型でも合格するには高い学力が必要です。

 

推薦や総合型を考えている生徒の多く(全員ではありません)は、学力的に一般入試は厳しいと考えています。

推薦や総合型で無理なく合格できるほど高い点数を共通テストで取れるのであれば、定員の多い一般入試に専念して挑んだ方が合格率が高まる生徒が多いでしょう。

 

つまり、推薦を中心に考えるかどうか悩む生徒は、大半が私立獣医を志望している生徒となります。

では、私立獣医に高い興味があり、推薦や総合型を考えている生徒は一般選抜と推薦のどちらを中心にすればよいのでしょうか?

 

結論は「人による」というのが答えではありますが、その「人による」とは具体的にどういうことなのか、見ていきましょう。

 

以下に示すのは一つの考え方ですので、実際には一人一人の状況に合わせてプロと面談することがベストです。

興味があるご家庭はお問い合わせから無料のオンライン面談をご利用ください。

獣医学科を卒業し、多くの生徒と獣医学科の合格を一緒に勝ち取ってきたプロ家庭教師が面談を行います。

 

推薦を狙った方がいい生徒とは?

私立獣医では、推薦入試は6校全てで実施されています。

一部の大学では定員が限定的になっていますが、推薦を狙った方がいい生徒と一般入試を狙った方がいい生徒は明確な違いがあります。

推薦を考えるための基本は学力と性格と時間

一番イメージしやすいのは学力でしょう。

 

学力的に不足があれば、一般入試に合格するのが難しいです。

総合型や推薦を中心に考えるのは当然のことでしょう。

 

注意してほしいのが、一般入試で合格が難しいレベルの学力しかないということは、勉強方法を確実に間違えているという事実です。

後述していますが、正しい勉強と一定の時間があれば私立獣医に高確率で合格できる学力は身に付きます。

それは、私の生徒が何人も証明してくれています。

性格はコミュニケーションだけではなく論理的な思考が染みついているかどうか

総合型や推薦は面接や小論文などがあります。

面接に対して単純なコミュニケーション能力だと思っている生徒やご家庭が多いですが、そこは強みにはなりにくいです。

 

獣医学科に合格できるかどうかの能力がある生徒で、面接で受け答えが出来ないくらいコミュニケーション能力に自信がないケースはほぼありません。

面接は対策も練習もできます。 非常に緊張しますし、難易度が低いとは思いませんが、受け答え(一般的なイメージのコミュニケーション)は努力でカバーできる部分が多いです。

逆に、質問に対してすぐに対応する能力として求められるのは論理的思考力です。

 

正しい道筋で意志を伝える。

これは面接でも小論文でも、実は数学でも必要な能力であり、これが緊張下でも出来るくらい染みついている生徒が推薦や総合型で有利になる生徒です。

 

論理的に思考し、かつ言葉にするのは簡単ではありません。

ちょっとした論理力があるだけでなく、染みついているといえるほど高い能力があれば、推薦や総合型はかなり有利といえるでしょう。

小論や面接は対策でも大きく異なるので、指導者の質と経験でお子さんの合格率も大きく変化します。

時間は大きな要素

基本的に推薦や総合型を考えた方がいい生徒は、一般入試を目指すための勉強が非常に限られている場合です。

 

前述した通り、時間があって、質の高い先生がいて、本人に努力する意志があれば、学力で一般入試を目指した方が合格率は高まります。

例えば、

現在高校3年生で私立獣医を志望していて、学力的に大きな不安があるが、論理的な受け答えには一定の自信がある。
模試などの外部試験の点数は低いが、学校の課題や定期テストは真面目に頑張ってきたので、学校の成績も出願ラインをはっきりと超えている。

 

こういった生徒は一般入試よりも推薦などを利用した方が合格率が高い可能性が十分にあります。

注意してほしいのが、学校のテストでも外部模試でも点数(成績)が低いのであれば、推薦などを考える余地などないということです。

最低限の学力がなければ一般入試でも推薦・総合型でも合格は難しいです。

 

何度も言いますが、やる気があって、質の高い先生がいれば、私立獣医に合格できるくらいの学力は身に付きます。

大学は勉強をする場所ですので、大学受験くらいの勉強が頑張れない生徒は獣医学科かどうかではなく、大学受験そのものに対する面談が必要でしょう。

 

推薦に落ちてから、一般で合格する生徒もいる

実際に私が指導した生徒ですが、私立獣医の推薦に不合格になってから私に相談をしてくれたご家庭がありました。

推薦で不合格になった後に面談 → 指導開始となったので、一般入試まで2カ月を切っていました。

結果は一般入試で複数校の獣医学科に合格。

一般入試での合格校には、推薦で不合格になった大学の獣医学科も含まれていました。

 

よくある勘違いとして、推薦の方が合格しやすくて、一般の方が合格が難しい。という考えがあります。

部分的には正しいですが、生徒の学力だけでなく性格や対策によって大きく異なります。

 

推薦の方が合格しやすい生徒もいれば、一般の方が合格しやすい生徒もいます。

考えれば当たり前のことですが、目先のニンジン(利益)に夢中になる馬のように、どうしても客観視が出来ない生徒やご家庭が非常に多いです(実際には馬はほとんどニンジンを食べないですが)。

 

受験の難しい点だと思います。

推薦を受けようか迷っている時点で、すぐにでもプロに相談をした方がいいでしょう。

指導を受けるかどうかはどうでもよくて、客観的な相談をするだけで合格率が上がります。

 

正しい対策をすれば一般入試で獣医学科に合格は普通にできます

はっきり言って、本気で勉強する気持ちがあれば、獣医学科に合格すること自体はそこまで難しくありません。

当たり前のことですが、獣医学科に入学するだけでは不十分。

6年頑張って卒業資格を得て、国家試験に合格することが獣医師になるための最低条件です。

 

受験生目線からすれば、私立獣医の入試問題は間違いなく難しいです。

実際、浪人しても不合格になる生徒が大勢いる現状を考えれば、かなりの難易度だといえます。

現役生にとってはさらに難しいことは、何人も指導している私も身に染みています。

 

ただし、入学後の難易度を考えれば私立獣医の大学入試はたいして難しくありません。

私と一緒に勉強した生徒で、きちんとやる気があって、1年~2年勉強すれば合格率はかなり高くなりますし、実際非常に高確率で合格しています。

半年以下で合格率を高めて、実際に合格した生徒も複数人います。

 

中には他の有名な塾に何年か通って成果が出ずに、浪人生として私と一緒に1年頑張って獣医学科に合格した生徒もいます。

現役合格した生徒でも、私立獣医6校全てに合格した生徒も普通にいますし、合格者の大半が2校以上は合格通知を受け取っています。

本気の勉強は常識の範囲内で大丈夫です

繰り返し申し上げます。

獣医学科の合格は実現可能です。

ただし、本人の努力と質の高い先生は必須だと言っても過言ではないでしょう。

 

本気で頑張る必要はありますが、当然常識の範囲内です。

多くの生徒が指導前は日々の平均勉強時間が1時間以下(中にはほぼ0分で、テスト前だけちょっと勉強する生徒もいます)だったりします。

私の指導では、いきなり毎日4~6時間勉強しろ、といった非現実的な話にはなりません。
(もともと勉強習慣がある生徒や、残り時間が短い生徒、非常に高いやる気がある生徒ではいきなり勉強時間が増える子も少なくありません)

最終的には学校がある平日で毎日3~4時間は勉強する生徒がほとんどです(休日は6~10時間くらい)。

 

多くの生徒では、かなり短くても半年。

一般的には1年以上は指導期間が必要になります。

 

指導期間1年未満で合格した生徒は何人もいますが、基本的に最低限の学力・勉強習慣はありました。

本音をいえば現役合格するなら最低でも1年半。

できれば2~3年の準備期間が欲しいですし、3年指導すれば現在の偏差値がかなり低くても獣医学科合格の可能性はかなり高めることができます。

 

早めに準備する生徒は中学生から指導を開始します。
(このときには、獣医学科は候補の一つに過ぎないことが多く、中学生の時から獣医学科のみを進路の候補にしているわけではないことがほとんどです)

 

前述した基準に照らし合わせて、推薦を中心とするか一般を中心とするかは、受験生とご家庭の意志によるかと思います。

少しでも迷う部分があったり、国公立を問わず本気で獣医学科を目指したい場合には、ぜひお問い合わせください。

 

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