【生物】日本女子大学の理学部の過去問を徹底分析 | 女子大分析ならロジティー

 

理学部の生物

数物科学科でも、物質生物科学科でも、理科は選択ですが、数物科学科は理科選択では生物が選べません。

 

日本女子大の理学部における、学部別入試で生物が関係あるのは、物質生物科学科を受験する場合のみになります。

また、家政学部でも同じ生物を受験科目にできる学科があります

 

時間が短くなり、問題変更の可能性あり

理科は2020年1月の入試では90分で3つの大問でした。

しかし、2021年から理科と数学の時間が70分になりました。

 

大問数は4つになりましたが、一つ当たりボリュームは減りました。

特に大問1は2分割構成でしたが、1つにまとまり、他の大問も比較的コンパクトになっています。

2023年は、時間は70分のまま3つの大問になりつつも大問内の分割がなくなりました。

今後も細かい変更は起きるでしょうが、生物では時間に困ることは今後もないでしょう。

 

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空欄補充と長文記述がポイント

私立大学は学部別入試でも選択式を採用する大学が多いです。

 

一方で日本女子大は圧倒的に記述式。

各大問の最初は必ず基本的知識の空欄補充からはじまりますし、100字を超える記述問題が出ることもあります。

 

漢字やアルファベットで正確に記載

空欄補充の内容は基本的知識が多いですが、そのあとの問題で実験手技に関する知識問題を記載する問題も見られるます。

基礎知識に加えて、標準~発展レベルまで知識を蓄えておく必要があります。

 

浪人生はここを省略しがちなので、春~夏にかけて復習を徹底してください。

 

当然ですが、漢字やアルファベットも正確に記載できることが最低条件。

他の私立大対策では知識から選択問題が解けることが重要視されますが、日本女子大対策では勉強方法が異なることを理解しましょう。

また、共通テスト(旧センター試験)も選択式問題。

共通テストも日本女子大も生物受験するならば、記載する日本女子大の方が勉強としては大変です。

日本女子大をメインに考えて勉強を進めましょう。

 

記述問題は50~100字が基本

基本的に各大問の後半には記述問題が用意されています。

他の大学では「〇〇字以内で」、「〇〇字程度で」と文字数指定がありますが、日本女子大では文字数が指定されていない問題の方が多くなっています。

もちろん、文字数指定のある記述も存在しています。

 

語群はヒント

一部の記述問題には、使わなければいけない語句が指定されています。

語句が指定されていると書きにくい、という生徒もいますが、それは勘違いです。

 

語句は自らのミスに気づかせてくれる大ヒント。

しっかりと利用できるように練習すべきですし、語句が使いにくいときは自分の理解が怪しいのでは?と復習すべきサインと捉えましょう。

 

また、指定語句があるということは知識より理解に基づいた論理構成が採点基準になっている証拠です。

ただキーワードを並べるのではなく、反応の因果関係に注意しましょう。

 

実験問題対策もしっかり必要

さまざまな実験問題が出題され、表や図と合わせて出題されることも少なくありません。

また、実験手技から出題されることもあるので、ただ結果を暗記するのではなく、
なぜその手順が必要なのか?といった根本的理解を目指す王道の勉強のがよいでしょう。

出題されやすい範囲はわかっている

全範囲から比較的しっかり出題されていますが、頻出分野ははっきりしています。

 

  1. 細胞生物学(細胞内小器官や細胞接着など)
  2. 遺伝(全般、PCRなどの実験系も含む)
  3. 発生(特に誘導)
  4. 呼吸と光合成

この4つはどの大学でもよく聞かれますが、日本女子大では絶対に抑えておかなければいけません。

まずはこれらの分野の徹底理解から始めましょう。

 

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こういった最頻出範囲だけを勉強しても合格はできません。

逆にここは全受験生がしっかり勉強していて当然の範囲なので、
むしろそれ以外の範囲から差がつくと考えるべきでしょう。

計算は少ない

標準レベルはパーフェクトに近い知識が必要であり、
記述もできるような本質的な理解が前提であり、
実験問題への理解という論理力も必要ですが、
計算は非常に限定的です。

 

そもそも問題数が少ないので、計算がほぼできなくても他ができれば十分に合格が狙えます。

また、難しめの計算は遺伝関連が多いので、計算が苦手でも、まずは遺伝に絞って勉強することで得点がしやすくなっています。

計算が苦手な生徒は、生物の計算問題はあとまわしで大丈夫です。

 

対策・勉強法

まずは徹底的に基礎~標準レベルの理解を行うことです。

特に頻出分野は必須ですが、まずは生物基礎から初めて、頻出分野の理解につなげていくのがよいでしょう。

植物関係(光合成除く)や進化は出題されないわけではないですが、出題頻度が低いようなのでまずは後回しでも構いません。

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などをつかって、理解をしながらも暗記も進めましょう。

 

現役生であればここの暗記を高校1,2年生でどれだけ進められるかが勝負の分かれ目といえるでしょう。
逆にここが不十分であれば高校3年生になっても徹底すべきです。

 

浪人生では、ここの徹底ができていないのに、難しい問題集ばかりに時間をかけている生徒をよく見ます。

6月まではほとんど問題集に触れる必要がないくらい、基礎理解と暗記をしましょう。

センターや共通テストもつかえる

出題形式は違いますが、センター過去問や共通テストには良質な実験問題が多く出題されています。

 

また、基礎知識の復習をまんべんなく行えるので、自分の苦手範囲を浮き彫りにするにも便利です。

現役生であれば7~8月くらい、
浪人生であれば6~7月くらいに徹底してセンター過去問を15~20回くらいとくのがおすすめです。

問題集

基礎理解と暗記のための問題集としては、

リードシリーズ(Amazonリンク
セミナー(Amazonリンク

などがよいでしょう。

これらを複数回しっかり取り組むだけで合格に必要な学力は身につきます。

秋になったら赤本(Amazonリンク)を一度解いてみて、自分で出題傾向を理解しておきましょう。

 

その上で、ちょっと難易度が高く実験問題関連がある

チャート式生物(Amazonリンク
基礎問題精講(Amazonリンク
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などを使うのがよいでしょう。

 

まとめ

  • 理解をさぼらない
  • 実験問題や論理問題対策に時間を使う
  • 計算は後回し
  • 学校の問題集や共通テスト(センター)問題を上手く活用する

保護者の方へ

日本女子大の生物は難易度が高いだけでなく、他の私大と形式が違う部分があり、対策にも注意が必要です。

 

とりあえずではなく、高いレベルを目指した計画的な勉強が必要でしょう。

自己分析を自分で正しく行う、または、いい先生と協力して勉強法から固めると、効率的に日本女子対策が出来るでしょう。

 

お子さんはどうしても目の前のことや、苦手な科目に集中してしまいます。

他の科目や、併願する他の大学対策にもなるように、周りがサポートしてあげてください。

 

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