【薬学部】星薬科大学を徹底分析 | 薬学部ならプロ家庭教師のロジティー

 

星薬科大学の基本情報

星薬科大学は、名前の通り星さんが創始者の薬学の大学です。

薬学科(6年制)
創薬科学科(4年制)

の2学科が存在します。

東京の薬学部がある大学として、簡単には入学できませんが、極端に難しいわけではありません。

正しい勉強をしていれば、現在の偏差値が40くらいでも十分に合格を目指すことができます。

2025年からの新課程でも、基本的な部分は変わっていません。

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アクセス

東京都品川区荏原2-4-41

定員・試験種別・試験科目

一般選抜試験には

A方式(大学入学共通テスト利用)
B方式(個別試験のみ)
S方式(共通テスト・個別試験の併用)

の3方式があります。

ここに加えて、推薦も学校推薦型では小論がなく英数化の3科目があります。

推薦だから勉強が不要ということはないので、進路を考えるときは注意が必要です。

以下の試験科目は、一般選抜の3方式のみ記載します。

入試科目

B方式がメインとなります。

他の私立薬学部も、基本的にこのB方式と同じ3教科です。

【英語】100点 
【数学】100点
【化学】100点

最も定員が多い試験方式です。

A方式

大学入学共通テストの点数のみで受験する方式です。

【英語】200点  リーディング100点、リスニング100点
【数学】200点  ⅠA100点、ⅡB100点
【理科】200点  

基本は化学。

100点満点を2倍にする 化学よりも生物もしくは物理が高得点の場合は、学科ごとに優遇措置があります。

創薬科学科の理科は、化学の代わりに生物もしくは物理のみでも受験できます。

S方式(薬学科)

星薬科大学の個別試験と、大学入学共通テストの両方の点数で受験する方式です。

【英語】200点 共通テスト リーディング100点、リスニング100点
【数学】200点 共通テスト ⅠA100点、ⅡB100点
【化学】400点 個別試験  

合格最低点

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B方式(薬学科)

185~210点(62~70%)くらいになります。

年にもよりますが、基本的には7割を目標にしましょう。

B方式(創薬科学科)

160~180点(54~60%)くらいになります。

2021年は130点と大幅に下がりましたが、その他の年では180点弱の点数で安定しています。

A方式(薬学科)

470~490点(78~82%)くらいになります。

共通テストのみであり、併願者が多く定員も少ないので、第一志望が星薬科であればB方式をメインとしましょう。

A方式(創薬科学科)

440~455点(73~76%)くらいになります。

共通テストも回数を重ねて、少しずつ点数が安定してきました。

星薬科は共通テストの平均点に左右される要素が大きくなっているので、共通テストが大幅に難しかった年は400点を下回りました。

S方式(薬学科)

500~530点(62~66%)くらいになります。

共通テストの影響を受けて、ここ数年は65%程度で安定しました。

共通テストで失敗しても、個別試験の化学で逆転が十分に可能です。

S方式(創薬科学科)

500~510点(62~64%)くらいになります。

創薬科学科も、薬学科と同様の傾向です。

共通テストの点数に大きな影響を受けます。

基本はB方式での合格を目指すべきでしょう。

保護者の方へ

近年の薬剤師にはネガティブな情報も多くなっていますが、星薬科などハイレベル私立薬学部の人気は基本的に下がりません。

薬学部は得られる権利に対して必要な偏差値はそこまで高くなく、高校2年生の夏くらいから対策を考えれば十分に間に合います。

女の子比率が高く、数学や化学が苦手なまま3年生の直前対策となると合格率が大幅に下がってしまいます。

今の偏差値が30~40くらいでも、お子さんが星薬科や薬学系に興味があれば大丈夫。

保護者の方が早め早めに積極的にサポートしてあげてください。

理想をいえば高校1年生から。

できれば高校2年生の1学期中には保護者さんが動き出してください。

着実に合格率を高めることができます。

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