【文系数学】立教大学を徹底分析 | プロ家庭教師のロジティー

立教大学の文系数学

立教大学の一般選抜では関西の関関同立のように学部別入試が廃止。

一般選抜は全学部で同じ問題が出題される、全学部統一形式のみとなります。

文系数学は変わらず、立教大学が独自試験を実施します。

出題範囲は数学ⅠAⅡB(数列)C(ベクトル)。

時間は60分で大問は3つ。

歴史・政治経済との選択です。

配点は学部学科により異なり、100点・150点・200点のいずれかです。

また、英語は文学部を除いて共通テストもしくは外部試験を利用します。

立教大学で文系数学が【必須】の学部・学科

なし

立教大学で文系数学が『選択』の学部・学科

文学部
異文化コミュニケーション学部
経済学部
経営学部
社会学部
法学部
観光学部
コミュニティ福祉学部
現代心理学部
スポーツウエルネス学部

立教大学 → 入試分析(政治経済 理系数学 生物) 学部 観光学部 経済・経営学部

GMARCH分析 → 学習院大学 明治大学 青山学院大学 中央大学 法政大学 

慶応義塾大学 上智大学 

その他の大学分析

大問1の小問集合は5問以上を狙おう

最初は6~7問の小問集合。

基礎的な計算が多く、中には公式をそのまま当てはめるだけの問題もあります。

どれもが学校の定期テストでも出題されるレベルで、数ⅠAⅡBCからまんべんなく出題されます。

1つの小問に対して、2つの回答をする場合もありますが、難易度は変わりません。

合格最低点は非公表だが、難易度を考えると高い点数は必須

立教大学では長年合格最低点を公表していません。

ただし、数学は大問1を中心に、MARCHの文系でも解きやすく作られています。

大問2,3より確実に優しく、基礎計算を多く含んでいるので点が取りやすいです。

経済学部や経営学部など、文系でも数学が重要な学部を狙う生徒であれば満点もしくは1問ミスが必須でしょう。

出題範囲は広いので、毎日の勉強の質がそのまま点数になります。

量ではなくをなにより重視しましょう。

SMARTクラスの数学は、単純な勉強時間と点数は比例しません。

大問2と3も正しい勉強で高得点がとれる

大問2,3はそれぞれ独立した大問。

基本的に 大問2が数BorCが中心 大問3が微分積分 となっています。

また、1つの大問が5つの問いと多いです。 特に(4)、(5)あたりは途中式も求められやすくなっています。

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大問2は苦手と得意がわかれやすい

ここでは数Bの数列、数Cのベクトルの出題率が高いです。

ただし、過去にはこの2分野以外からも出題がちょくちょくあります。

2分野を重要視しつつも、大問1も考えてまんべんなくたかい実力を身につけましょう。

そもそも立教レベルを本気で受験する生徒で、質の高いサポートがついていれば現在の数学の偏差値が低くても大丈夫です。

複合もよくある

ベクトルと三角関数
数列と指数対数関数

など、複数分野の複合問題がよく狙われています。

立教の数学の中では計算も複雑になりやすく、基礎力がない生徒には難しく感じられるでしょう。

一方で、全体的な流れは典型的で、基礎力があって正しい勉強を蓄積してきた生徒からすると、点がとりやすく作られています。

立教の数学が難しく感じるのは、勉強方法が間違っている証拠。

目の前の問題を解く前に、理解を考えた勉強に切り替えましょう。

微分積分は安定して3~4問とりやすい

実は、大問2と比べると、大問3の微分積分の方が安定して高得点がとりやすいです。

そもそも数Ⅱの微分積分はパターンが限られており、立教大学の数学においてもその傾向が当てはまります。

数Ⅰの理解がしっかりしていれば、点数が取れます。

言い換えれば、高校1年生の段階で半分勝負が決まっているともいえます。

誘導が丁寧で、理解に基づいた思考手順を踏めば3問は確実に取れます。

計算ミスがなければ満点も狙いやすく、最重要範囲といえるでしょう。

繰り返しますが、数Ⅰの理解があって初めて安定して高得点がとれるようになります。

まとめ

  • 基礎標準レベルばかり
  • 計算中心に高得点を狙える
  • 微積は意外と点数が取りやすい

保護者の方へ

立教大学の文系数学は、はっきり言っておすすめです。

理由は高得点が取りやすいから。

実際にお子さんが数学を選ぶ可能性が高いのは、経済学部や経営学部あたりでしょう。

特に早慶も候補にいれたことがある、現在入れている生徒はかなりおすすめです。

もしくは、国公立も途中まで候補に入れて数学を勉強していた文系の生徒にもおすすめ。

文系の選択科目は、数学単独ではなく英語や国語、社会とのバランスを見る必要があります。

高校3年生になってからだと手遅れになるのが普通。

出来れば高校1年生から保護者の方が動き出してください。

推薦も考えるので、遅くとも高校2年生の夏には本格的な準備を少しずつスタートできるようにしましょう。

お子さんはどうしても受験に真剣に向き合うタイミングが遅れがちです。

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