埼玉県の英語(選択問題)は対策が必要
共通問題より難易度が高い分、試験の難易度を理解した上で日々の勉強をすすめる必要があります。
特に、今より成績を上げたい場合には、最低でも半年は準備をしたいところです。
ただし、正しい対策を行えば数か月でも十分に成果をあげることは可能です。
埼玉県公立高校入試 → 英語 数学 国語 理科 社会 数学(選択)
学校選択問題を採用している学校を受験する人のための解説です
学校選択問題を実施する高校が23校。
(2026年(令和8年)まで22校でしたが、2027年(令和9年)からさいたま市立浦和南高校も学校選択問題を利用します)
この23校では、英語と数学でいわゆる共通問題よりも難易度が高い問題が出題されます。
今回は以下の23校を対象とした問題の解説になります。
英語と数学で学校選択問題を実施する埼玉県の公立高校
浦和(県立)高校
浦和第一女子高校
さいたま市立浦和(市立)高校
さいたま市立浦和南高校(2027年から)
浦和西高校
大宮高校
さいたま市立大宮北高校(2022年から)
春日部高校
川口市立高校
川口北高校
川越(県立)高校
川越女子高校
川越南高校
熊谷高校
熊谷女子高校
熊谷西高校
越ケ谷高校
越谷北高校
所沢高校
所沢北高校
不動岡高校
和光国際高校
蕨高校
学校選択問題自体は2017年からスタート
私立や東京都の高校もばっちり対策
私立高校の受験対策も力をいれて実施しています。
埼玉県はもちろん、東京の私立高校対策も対応しており実績もあります。
中学生のための勉強法 → 英語 数学 国語 物理・化学 生物・地学 地理 歴史 公民
英語が苦手なお子さんがいる場合
上位校を狙いたいけど、英語が苦手で困っている。
そんな場合は、中学1,2年生、中学3年生など学年と学力合わせて勉強法が微妙に異なります。
大問1,2は学校選択問題ではない入試と同じ問題
大問1は共通試験と同様のリスニングで、内容も全く同じとなっています。
リスニング自体がある程度の難易度がありますが、慣れると非常に点が取りやすいです。
ここではリスニング対策の話はしませんが、指導している生徒にはリスニングの指導も話しています。
大問2は共通試験の大問4と同じ
ここでも、選択問題ではない一般的な埼玉県の公立高校入試の大問4と同じ問題が採用されています。
一部問題が削減されていたり、配点の変更はありますが、長文や図表は全く同じであり、問題文も同じです。
大問1~4の中で、この大問2が最も簡単になります。
4つに分割された問題で、会話文、図表問題、長文と様々なタイプの問題が出題されています。
会話文が特に多くなっていますが、会話文特有の表現はそこまで多くなく、基本的な文法理解と基本的な会話表現への理解があれば解答できるつくりになっています。
浦和高校や大宮高校、浦和第一女子高校に川越高校など、最上位クラスを目指す生徒は、
全文を読まずに必要な部分のみを読んで解答する時間短縮方法が使えるとさらに有利になります。
英語力に自信がない生徒がこれを行うと逆効果。
自分の学力をしっかり分析しましょう。
教科書中心の勉強だと文法力が弱くなる
教科書は学校の授業を円滑に行うために作られており、受験勉強という意味では教科書は勉強しにくいです。
英語の教科書は、文法が勉強にしくいのが現状。
言い換えれば、正しいテキストと対策があれば、この大問2は無理なく点数が取れるといえるでしょう。
テキストは市販のもので完璧な対策ができるので、埼玉県専用をうたうテキストが必須ではありません。
難易度は基礎~標準レベル
使われている単語や会話表現、文法は基礎的でわかりやすいものばかり。
偏差値60以上の生徒ならば、時間をかければ確実に全訳できるはずです。
逆にこの大問2がほぼ全訳できないようでは、学校選択問題を採用している学校は合格が難しいといえます。
基礎文法と単語もそうですが、会話表現は重要で基本的な問題が多く、これ以降ではほぼ会話文は出てきません。
会話表現は実践的な英語として注目度が高く、高校受験での重要性が増しています。
学校の授業でも多くの会話表現が出てきていますね?
大問3がメインの長文
大問3が長めの長文で最も難易度が高く、そして配点も30~34点と、全体の約1/3。
差がつく問題なので、最上位校を目指すのであればここでしっかりと点を取る必要性がありますが、
和光国際高校や蕨高校などを目指す場合には、ここはそこそこの得点でも十分に合格点を狙うことができます。
難しい長文に時間を取られすぎて、大問4に手を付けられないということは避けましょう。
よくある質問・料金などは → こちら
全国どこでも受けられるオンライン授業に関しては → こちら
長文は1文の積み重ね
長文読解には技術がある程度必要ですが、最重要なのは単語と基礎文法。
長文の最後に中学レベルで習わない単語の語群があるので、特別難しい英単語帳は不要です。
単語と文法の2つが揃っていれば全文和訳は十分にできるようになります。
これは高校に入った後も変わりません。
学校選択問題を受験する生徒であれば、国語も含めた読解力は一定以上あるはずです。
小手先のテクニックに頼るのではなく、時間をかけてでもしっかり日本語にできる基礎力を身につけましょう。
私の生徒には長文読解の技術を教えていますが、その前に基礎を習得することを義務付けています。
中学での基礎がなければ、折角志望校に合格しても難しい高校の勉強にはついていけません。
英語で書ける重要性
現在は英語の4技能を網羅的に習得する必要があり、読めるだけでなく、きっちり「書ける」必要性があります。
現在は大学入試でも英検などの英語外部試験の活用が多く、推薦でも出願資格として扱われることもあります。
4技能でも「書く」ことは難しいですが、高校受験でも大学受験でも必要になることを理解しておきましょう。
ただし、使う文法は単純でよく、単語も簡単な単語が中心となります。
設問として、空欄に英単語を補充したり、英文で解答する問題があります。
読めるけど書けないでは通用しないことを理解しましょう。
最後は英文を記述
最後の大問4は英文を記述する英作文の問題です。
毎年40~50語。文章にすると4~7文程度は作成する必要があります。
英作文は練習することで上手くなり、しっかりと対策すれば大問3より明らかに簡単。
ここが10点の配点しかないのも納得です。
条件を確実に守る
文字数制限だけでなく、数字の書き方やピリオドにクエスチョンマークの書き方もしっかり指定されています。
この書き方を間違えると、いい文章であっても減点対象。
毎年同じルールなので、必ず事前に過去問で解答方法を確認するのはもちろんですが、
実際の試験の際も変更点がないか確認は必須となります。
また、減点されないようにスペルミスや、自分の意見の方向性の明示も必須事項となります。
逆にこれらのルールさえ守っていれば高得点は間違いありません。
英作文に自信があれば、先に処理して、長文読解に時間をつかうのもいいでしょう。
まとめ
保護者の方へ
お子さんが上位23校の受験や、さらにその先を見据えている場合には、英語と数学のレベルをかなり高める必要があります。
特に、学校や教科書中心の勉強であれば有利な状況を作るのは難しいでしょう。
高校入試は大学入試の基礎でもあり、大学進学実績なども見ながら高校を選んでいるでしょう。
にもかかわらず、目先の勉強にとらわれ、高校入学後を考えていない英語の勉強をしていると本末転倒。
正しい勉強は高校入試だけでなく、入学後も大学受験でも普通に役立ちます。
問題の難易度が高い分、学校の予習復習だけで対応できる生徒は少ないです。
お子さんの性格や得意分野に合わせた指導、英語だけでなく5教科のバランスを考えた指導が大きな力になってくれます。
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