経済学部の基本情報
青山学院大学の経済学部には、
- 経済学科
- 現代経済デザイン学科
の2学科があります。
伝統的な経済学科と、
地域や政策に関連した現代経済デザイン学科は、
切り口が違いますが、かぶっている部分も多くあります。
青山学院大学分析 → 経済学部(英語 政治経済) 理工学部 文学部
青学統一日程分析 → 英語 文系数学 理系数学 化学 政治経済
他のGMARCH分析 → 立教大学 明治大学 中央大学 法政大学 学習院大学 その他の大学分析
試験方式
- 一般選抜(個別学部日程)
- 一般選抜(全学部日程)
- 大学入学共通テスト利用入学者選抜
の3種類があります。
また、個別学部日程はA日程とB日程があり、
定員が異なるだけでなく、試験科目も異なります。
A日程であれば社会
B日程であれば数学
となります。
定員
A日程 | B日程 | 全学部 | 共通テ | |
経済 | 180 | 100 | 30 | 10 |
デザイン | 50 | 25 | 10 | 10 |
試験科目・配点
一般選抜(個別学部日程)
一般選抜(全学部日程)
大学入学共通テスト利用入学者選抜
の3つで微妙に科目構成がことなります。
両学科ともに科目と配点は同じです。
個別学部日程(A日程)
【英語】150点
【社会】政治経済・世界史B・日本史Bから1つ 100点
個別学部日程(B日程)
【英語】150点
【数学】ⅠAⅡB 100点
全学部日程
【英語】150点
【国語】100点 現代文のみ
『社会』100点 政治経済・世界史B・日本史B
『数学』100点 ⅠAⅡB
数学と社会から1科目選択
共通テスト利用
【英語】200点 リーディング + リスニング
【数学】100点 ⅠAもしくはⅡB
【国語】100点 現代文のみ
【社会】100点
2025年1月以降(新課程)の入試に関して
現時点で高校1,2年生および浪人生が対象となります。
経済学部で大きな変更は数Cの追加のみ
青山学院大学の数学では、
ⅠA(Aは図形の性質・場合の数と確率)
ⅡB(Bは数列)
C(Cはベクトル・平面上の曲線と複素数平面)
となります。
数Bの統計的な推測が入らないので、実質変更なしといえます。
これは、一般選抜(全学部日程)・一般選抜(個別学部日程)の両方に適用されています。
ただし、共通テスト利用では数Cが入り、ここには平面上の曲線と複素数平面が選択肢にあるので注意が必要です。
情報Ⅰの利用予定なし
2025年1~3月の入試では、
一般選抜(個別学部日程・全学部日程)でも、
大学入学共通テスト利用入学者選抜でも、
情報Ⅰは試験科目に入らない予定です。
情報Ⅰの利用は各大学で異なります。
また、現在の1年生(2026年の1月以降)に関しては各大学の方針が未定ですので、注意してください。
合格最低点
問題傾向の変化および判定方法の変更などによって、近年は平均点が年におより大きくぶれています。
あくまで目安として参考程度にすることをおすすめします。
基本的に合格最低点としては、
経済学科 > 現在デザイン学科
という傾向があります。
また、経済学科のA日程および共通テスト利用は省略しています。
経済学科
個別学部のB日程(数学利用)
2020年くらいまでは上昇傾向でしたが、近年は合格最低点が大幅に下がっています。
目安としては60~65%程度になりそうですが、年により大きく違うので注意が必要です。
全学部日程
近年は81%程度です。
3年ほど前まではほぼ毎年77%前後でしたが、ここ2~3年で大きく傾向が変わっています。
現代経済デザイン学科
個別学部のA日程(社会利用)
社会を利用するA日程は点が取りやすく、合格最低点そのものがB日程より高くなっています。
個別学部のB日程(数学利用)
定員は少ないですが、本気で経済学部を希望する生徒は数学の利用を真剣に検討することをオススメします。
現在の学力が低くても、質の高い先生の指導を受ければ数学の点数を伸ばすことは十分に可能です。
全学部日程
75~81%程度の得点が求められます。
ここ2年ほど大きく上昇傾向です。
2022年は経済学科と同じ点数でした。
保護者の方へ
青学の経済は学科数が少ない分、定員は多く設定されています。
また、文系と理系の中間である経済学部は、お子さんに合わせて受験科目を選定すべきであり、
学校の文系と理系という区分を無視して勉強スケジュールを組んでいくべきです。
青山学院大学は難しいので、ただやみくもに勉強するだけでは合格は容易ではありません。
理系も文系も教えられるいい先生をご家庭が用意してあげることで、合格率を向上させましょう。
特に数学と社会は先生の質によってお子さんの運命が変わるといえるほど大きな差がでます。
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