上智大学の経済学部
上智大学の経済学部は文理融合。
文系学部とみられがちですが、数学も重要です。
上智大学なので、英語を活かして得点を重ねることで有利にできる試験方式もあります。
学科紹介
経済学部には、
経済学科
経営学科
SPSF(ECONOMICS or MANAGEMENT)
があります。
SPSFはSophia Program for Sustainable Futuresの略であり、2020年に新設された英語で学ぶことが出来る英語学位プログラムです。
SPSFはいわゆる日本の入試的な学力試験がなく、今回の分析の対象外としています。
上智大学 → 経済学部(数学分析) 理工学部 総合人間科学部(看護など)
経済学部分析 → 慶応義塾大学 明治大学 青山学院大学 中央大学 法政大学
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アクセス
試験に関して
経済学部は一般的に文系学部ですが、上智などハイレベルな大学では数学が重要です。
また、定員は少ない一部の試験方式では、数Ⅲもあります。
上智の一般選抜は2022年1月からの試験から変わり、2023年1月以降の入試でも継続されています。
- TEAPスコア利用方式(全学統一日程入試)
- 学部学科試験・共通テスト併用方式
- 共通テスト利用方式(3科目型・4科目型)
この3種類になります。
ここでは定員も多くメインの試験である TEAPスコア利用方式 学部学科試験・共通テスト併用方式 の2つに関して記載します。
TEAPスコア利用方式
全額統一のTEAP利用は経済学科では
文系(30名)
理系(10名)
の2種類があります。
経営学科は1種類のみです。
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経済学科(文系)
【英語】外部試験利用
【国語】現代文・古文・漢文
【数学】ⅠAⅡBC(数列・ベクトル)
経済学科(理系)
【英語】外部試験利用
【数学】ⅠAⅡBⅢC(数列・ベクトル・平面上の曲線と複素数平面)
【理科】物理・化学・生物から2科目選択
経営学科
【英語】外部試験利用
【国語】現代文・古文・漢文
『数学』ⅠAⅡBC(数列・ベクトル)
『歴史』歴史総合・日本史探究もしくは歴史総合・世界史探究
数学・歴史から1科目選択
学部学科試験・共通テスト併用方式
最も定員が多いのが、学部学科試験・共通テスト併用方式です。
第一志望の受験生は基本的にここでの合格を第一目標とします。
経済学科
共通テスト
【外国語】
【国語】現代文・古文・漢文
【数学】ⅠAⅡBC
学部共通の上智独自試験
【数学】ⅠAⅡBC(数列・ベクトル)
経営学科(英語選択)
共通テスト
【外国語】
【国語】現代文・古文・漢文
『数学』ⅠAもしくはⅡBC
『社会』5つから1つ選択
上智独自試験
【英語】
経営学科(数学選択)
共通テスト
【外国語】
【国語】現代文・古文・漢文
『数学』ⅠAもしくはⅡBC
『社会』5つから1つ選択
合格最低点
2022年の入試で試験方式と配点が変化しました。
それに伴い、合格最低点が非公表になりました。
以下は2021年までの試験結果を基にした過去のデータです。
経済学科
TEAP利用は、
理系型の方は得点率が高く、得点率65~80%と幅があります。
文系型は65~70%くらいで合格となります。
学部学科・共テ併用では、 外部試験にもよりますが、だいたい65%がボーダーライン。
どちらの試験でも65%に一つの線があると覚えておきましょう。
経営学科
TEAP利用は、 65~72%ほどになります。
学部学科・共テ併用では、 65~70%であり、新方式でも同様の得点率が求められています。
上智の経済学部は、どちらの学科でも65%を超えなければほぼ合格の可能性がないことを理解してください。
目標は常に70%に設定しておきましょう。
候補にいれたい併願校
経済・経営・商学で人気も偏差値も高い大学としては
慶應義塾大学 経済学部 および 商学部 もしくは 総合政策学部
早稲田大学 政治経済学部 および 商学部
国際基督教大学(メジャーに経済学・経営学・政治学など)
が有力な候補でしょう。
関東圏では次いで、
東京理科大学 経営学部
明治大学
立教大学
青山学院大学
中央大学
あたりが有力な候補といえます。
関西圏では
同志社大学
立命館大学
といった関関同立が候補となります。
国公立大学にも経済系学部を持つ大学が多く、国立対策をしていればさらに選択肢が豊富といえるでしょう。
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