日本女子大文学部の基本情報
日本女子大には文学部をはじめ複数の学部があります。
また、2025年4月からは食料学部(仮称)の開設を予定います。
2023年の国際文化学部、2024年の建設デザイン学部に続く3年連続での新学部となります。
文学部には、日本、海外、歴史の3つの学科があります。
日本文学科
日本語と日本文学を探求する学科です。
文系学科ですが、一部の生徒がSEになるなど幅広い進路があります。
英文学科
英米を中心とした英語圏にかんして全般的に学びます。
文学科に近い就職だけでなく、航空業界への就職もあります。
史学科
歴史をテーマとし、過去の学びから未来をめざします。
事務や公務員を目指す生徒が多くなっています。
女子大分析 → 東京女子大 実践女子大 昭和女子大 津田塾大
アクセス
文学部は、理学部などと同様に目白にキャンパスがあります。
目白駅周辺は学習院大学や立教大学などが近くにあり、大学生が多いことで有名です。
住所:東京都文京区目白台2-8-1
最寄り駅:雑司が谷駅(副都心線)、鬼子母神前駅(都電荒川線)、目白駅(山手線)
試験に関して
- 総合型(推薦)
- 一般選抜(個別選抜型:3教科)
- 一般選抜(英語外部試験利用型)
- 一般選抜(大学共通テスト利用型:前期・後期)
など幅広く用意されています。
今回は圧倒的に定員が多い一般選抜の個別選抜型のみ詳細を載せておきます。
一般選抜の英語外部試験利用型は非常に定員が少なく、基本的にないものと思いましょう。
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個別選抜型(3教科)
【外国語】英語
【国語】現代文・古文・漢文
【地理歴史】世界史Bもしくは日本史Bより1科目選択
日本文学科は国語が150点、
英文学科は英語が150点、
他の科目はすべて100点です。
ですので、
日本文学科と英文学科が350点満点
史学科のみが300点満点
となります。
なお、科目の難易度差をなくすために得点調整が行われます。
共通テスト利用など、基本的に英語・国語・歴史のどちらか、の合計3科目を勉強しておけば問題ありません。
合格最低点
ここ3年ほどでは、英文学科が最も合格最低点が高く、
日本文学科と史学科が同じくらいとなっています。
調整後の得点です。
英文学科
例年62%程度か、68%ほどと年によってばらつきが多少あります。
2022年は61%と若干低くなりました。
目安としては65%ですが、普段の勉強や赤本練習では70%を目安に勉強しましょう。
日本文学科と史学科
毎年60%前後になっています。
ただし、60%では不合格になる年もあるので、63~65%程度を目安に勉強を進めましょう。
候補にいれたい併願校
文学部は大学によって学科数が大きく異なります。
例えば日本女子大では心理学科と教育学科は人間社会学部に入っていますが、文学部に入っている大学もあります。
また、同じく日本大学の文学部 英文学科と国際文化学部 国際文化学科は併願校として候補に入れやすいといえます。
併願校リスト(関東)
成成明学獨国武(成蹊・成城・明治学院・独協・国学院・武蔵)
日東駒専(日本・東洋・駒澤・専修)
あたりが偏差値として近いです。
東京女子や津田塾などの女子大
学習院や法政
なども候補といえるでしょう。
高校2年の夏で、日本女子大が候補に入るレベルであれば、総合型(推薦)ではなく一般入試でGMARCHは現実的な進路の一つになります。
偏差値にこだわりすぎない
現在の偏差値は目安でしかありません。
特に私大の偏差値は計算式の前提がいじられているので、偏差値だけでの判断はおすすめできません。
前述したように文学部・国際系学部・社会学部なども候補に入ります。
まずは自分が何に興味があるか?という進路相談が最重要。
学校や塾の年に数回の進路相談で、納得のいく成果はでません。
学校の進路指導室を利用したり、日常会話から好みを知り、大学や学部の提案してくれる家庭教師などをおすすめします。
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