【英語】日本女子大学の文学部を徹底分析 | 女子大分析ならロジティー

日本女子大の文学部の英語

文学部ではどの学科でも英語は必須。

特に英文科では配点が150点とほかの科目より高くなっています。

日本文学科と史学科は100点です。

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英文自体が極端に難しいことはありませんが、丁寧に英文を読む力を要求されています。

選択問題が中心ですが、最後の大問に記述である和文英訳の問題もあり、一筋縄ではいかないように作られています。

日本女子大を受験する場合は、基礎的な学力をしっかり身に着けるのはもちろん、個別で日本女子大への対策をしっかり行いましょう。

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最初は長文が2つ

90分の制限時間に対して、
英語の長文2つに文法に英訳とあると、一見非常にボリューミーで時間が気になります。

しかし、長文は400~700語程度と決して長くなく、
2つ合わせても1000~1200語程度と、実は量は多くありません。

英文が2つあるからといって早読みに気を取られては失敗します。

配点の6割以上が長文読解であり、長文さえ読めてしまえば合格が一気に近づきます。

英語長文の基本は精読。

じっくりしっかり読む力をつけましょう。

正しい読み方をして、正しい先生に習って、正しい練習をしていれば、時間は必ず間に合います。 

長文は共通テストレベル

長文に使われている単語、文法を考えると、共通テスト(旧センター試験)の長文と難易度は変わりません。

出題形式まで考えると共通テストはあまり似ておらず、旧センター試験や中堅私大向けの勉強が一番適しています。

対策として単語力が重要なのも、他の私大と同様といえるでしょう。

最初の長文は段落ごとにアルファベットがあり、問題にはどの段落の内容であるかを明記してあります。

ですので、問題を解くときに読むべき段落は明らか。

非常に取り組みやすくなっています。

出題内容は、段落内容に合っているものの選択や、タイトルの選択と内容把握。

それに加えて内容把握を前提とした空欄補充や同じ意味の語の選択です。

私立大の英語には、長文の中にも文法問題を混ぜてくる場合も多いですが、日本女子大は内容把握

つまり、丁寧に内容理解を行った生徒ほど有利となっています。

2つめの長文がくせもの

2つ目の長文には注意点が2つあります。

  1. 英文の和訳が2つあること
  2. 内容把握はほとんどないこと

これは1つ目の長文と全く逆の方向性です。

多くの問題は長文全体を読む必要性が低く、部分部分の理解で解答を選択することができます。

一方で和訳や並び替えなどでは、周辺だけでなく、全体理解が進んでいた方が解答しやすくなっています。

解答手順正確性を上げる方法をしっかり考える必要がありますが、長文自体は難しくありません。

英文読解力が明らかに低い生徒以外は、丁寧に全文を読むことをお勧めします。

一方で長文読解に自信がない生徒でもこの長文は点がとれます。

自分の実力を正しく評価して方針を決めましょう。

文法は並び替えとよくある4択

文法問題は動詞の活用やそれに関連した前置詞などの選択問題が10問出題されます。

基本~標準的な内容が中心でここでもセンターレベル、もしくはセンターより少し簡単なものが多く出題されています。

共通テストには見られない出題タイプです。

並び替えではなく、会話文が出題されたこともある

近年は大問3では文法要素が重要な並べ替えが出題されていました。

しかし、過去にはここで会話文が出題されたこともあります。

並べ替えは文法分野でも難易度が高い出題形式ではありますが、英文全体の並べ替えではなく英文中の5単語のみの並べ替え。

さらに日本語訳もついているので、取り組みやすくなっています。

文法が苦手、暗記が苦手という理由だけでここを捨ててしまうのはもったいないです。

和文英訳よりは点が取りやすいので、しっかり対策をしましょう。

会話文は出題頻度が低いですが、難易度は低めで対策しやすいのが特徴的となっています。

最後に英訳問題

ラストの大問5には2~3文の英訳問題が出題されています。

使うべき文法は高校1年までのものでしっかり伝えることができます。

難易度が決して高くないですが、低くもありません。

しっかり対策すれば高得点が望めますが、対策していないと全く手をつけられないほどの難易度があります。

受験に合格するという意味では、実はここは0点でも問題ありません。

英語にそこまで自信がない生徒は、思い切ってここは切り捨てましょう。

ただし、英語は他の学校でも使いやすい科目であり、理系に進むのであれば、大学でも英語の論文を読むことになります。

文学部でも英文学科などでは特に英語が重要になります。

英語はきちんと勉強しておきましょう。

対策・勉強法

英語の基本はやはり英単語になります。

とくに内容把握の長文と英作文があることから、共通テストレベルの単語力を早急につけることが合格への近道となります。

よくある英単語帳や学校で使っている英単語帳でOK。

まずは単語力をつけましょう。

文法もセンターレベル

4択の選択問題も、並び替えも中堅私大レベルくらいの簡単な難易度設定になっています。

基礎~標準レベルの問題集を繰り返し練習することで、確実に点を向上させられます。

問題集としてはセンター試験時代の大問2,3対策や、中堅私大向けのものがよいでしょう。

会話文への優先順位は低いですが、英語が得意な生徒や、会話文が好きな生徒は少しでもいいので対策をしておきましょう。

会話表現は暗記分量が少ないです。

もしも出題されたときには、他の受験生と差をつけることができます。

長文は500語レベルが適切

長文は長くても700語程度。
900~1000語のものは、難易度の面でも長さの面でも必要ありません。

最初は300程度のレベルから初めて500~700語の問題をこなしていきましょう。

英語の長文読解は、ただ問題量をこなしても意味がありません。

正しい長文読解方法を教えてもらいましょう。

日本女子大を第一志望とするレベルであれば、自分の力を過信しすぎない注意が必要です。

信頼できる先生などに、長文の読み方を相談しましょう。

出来れば受験の1年前、遅くても半年前までには長文読解スタイルを確立を目指しましょう。

まとめ

  • 旧センターレベルの単語と文法はちょうどいい
  • 長文読解のスタイル確立をめざそう
  • 英訳は切り捨ててもOK

保護者の方へ

日本女子大の文学部は知名度・人気共に高く、英語はその中核を担う科目です。

英作文や2つの長文など難しさは確かにありますが、求められているレベルは標準レベルが多く、正しい勉強さえ出来ていれば合格点を取ることは難しくありません。

一方で、正しい受験英語の勉強が出来ている生徒は少なく、理論不測の感覚頼りになると合格は難しくなります。

高校1年生の時点で全国偏差値が60を下回っていれば勉強法を間違えている可能性が非常に高いので、保護者の皆さんが積極的にチェックしてあげてください。

早めの対応をすれば日本女子大の合格率を無理なくあげられるでしょう。

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