東京電機大学の基本情報
北千住駅の目の前にある、工学系大学が東京電機大学です。
文系ではGMARCHが有名ですが、
四工大の一つとして理系の会社であれば知名度が非常に高いです。
その他の大学分析(全記事一覧)
学科紹介
システムデザイン工学部
情報システム工学科
デザイン工学科
未来科学部
建築学科
情報メディア学科
ロボット・メカトロニクス学科
工学部
電気電子工学科
電子システム工学科
応用化学科
機械工学科
先端機械工学科
情報通信工学科
理工学部
理学系
生命科学系
情報システムデザイン学系
機械工学系
電子工学系
建築・都市工学系
アクセス
「千住キャンパス」(システムデザイン工学部・未来科学部・工学部・工学部第二部)
住所:東京都足立区千住旭町5
最寄り駅:北千住駅(常磐線、つくばエクスプレス、千代田線、東武スカイツリーライン、日比谷線)、から徒歩0分
「埼玉鳩山キャンパス」(理工学部、研究科他)
住所:埼玉県比企郡鳩山町石坂
最寄り駅:高坂駅(東武東上線)、からスクールバスで8分
試験に関して
東京電機大学の一般選抜には、
- 一般前期(前期・後期)
- 大学入学共通テスト利用選抜(前期・後期)
- 英語外部試験利用・情報系外部試験利用
があります。
また、一般選抜の情報系外部試験利用は2024年度に新設されたものです。
入学定員の約半数が一般前期なので、メインを一般前期にしましょう。
次いで定員が多いのは共通テスト利用の前期です。
こちらも約2割で各学科20~30人の定員があるので、十分合格可能性があります。
また、英語外部試験利用は各学科5人ほどであり、一般後期の方が定員が多いので、英語外部試験利用はあまり考える必要がありません。
各種の推薦だけでなく、一般入試や共通テスト利用に、夜間部である工学部第二部もあるのが特徴と言えます。
一般入試(前期)
試験科目は私立工学部では標準的な、3教科3科目です。
【英語】(リスニングなし)
【数学】ⅠAⅡBⅢ
【理科】物理・化学から1つを選択
各科目100点満点の合計300点満点となります。
ただし、理工学部の数学は数学Ⅲまでと、Ⅱ・Bまでのどちらかを選択することができます。
理工学部は数学ⅡBまで受験が多くなっています。
さらに理工学部の生命科学系は理科は生物を選択することも可能です。
また、
システムデザイン工学部の2学科と、
未来科学部の建築学科、情報メディア学科、
理工学部の情報システムデザイン学科の
合計5学科では、理科の代わりに国語を選択することもできます。
一般入試(後期)
後期入試は生物や国語の選択はどの学科もできません。
【英語】(リスニングなし)
【数学】ⅠAⅡBⅢ
【理科】物理・化学から1つを選択
となっています。
ただし、理工学部の数学は前期同様に、数学Ⅲまでと、ⅡBまでのどちらかを選択できます。
大学入学共通テスト利用入試
【英語】200点(リーディング150点、リスニング50点)
【数学】ⅠA・ⅡB 各100点
【理科】物理・化学・生物から1つを選択
3教科方式では英語、数学、理科がそれぞれ200点満点換算の合計600点満点
4教科方式では英語と数学が200点満点で、
理科が100点、国語(現代文のみ)が100点の合計600点満点です。
2025年1月以降(新課程)の入試に関して
現時点で高校1,2年生および浪人生が対象となります。
以下に示すのはメインである一般選抜(前期・英語外部試験利用・情報系外部試験利用・後期)に関するものです。
共通テスト利用では4科目方式でのみ「情報Ⅰ」が入ります。
数学Ⅲを含む学部の数学
システムデザイン工学部、未来科学部、工学部の受験者は数学Ⅲが含まれます。
ⅠA(Aは図形の性質・場合の数と確率)
ⅡB(Bは数列)
ⅢC(Cはベクトル・平面上の曲線と複素数平面)
となります。
数学Ⅲを含まない学部の数学
理工学部のみに出願した受験者は数学Ⅲが受験科目にありません。
ⅠA(Aは図形の性質・場合の数と確率)
ⅡB(Bは数列)
C(Cはベクトル・平面上の曲線と複素数平面)
となります。
合格最低点(前期)
システム工学部と未来科学部では、大体170~210点(300点満点)が求められます。
中でも建築工学科と情報システム工学科では200点を超えることが多く、70%近い得点率が必要になります。
工学部は上記2学部より若干点数が低め。
180点(60%程度)弱が多くなっています。
理工学部は最も入学しやすくなっています。
基本的には工学部と同じ程度(60%)の得点率が必要ですが、一部学科では50%程度で合格できる年もありました。
学費・男女比
4年間で、約610~630万円かかります。
1年生は、前期で約100万円、後期で約70万円、
2年~4年次で140~160万円。
未来科学部建築学科が多少高いですが、ほぼどの学部学科でも同様の費用がかかります。
工学系では大学院進学率も高く、大学院では学部時代よりは安いですが、年間100万円はかかることになります。
工学系では3人に1人は大学院進学する時代なので、大学院進学を視野に入れて大学選びをすべきでしょう。
男女比
工学系大学の宿命として、圧倒的に男子生徒が多いです。
最も女子比率の高い未来科学部でも女子比率は20%ほど。
他の3学部も5~15%なので、9割前後が男子生徒になります。
最近はリケジョも増えてきているので、女子生徒の比率は高まってくことが予想されます。
保護者の方へ
東京電機大は四工大の一角であり就職率も高く、都会へのアクセスもいいので非常におすすめの大学です。
数学と理科の重要性が高いですが、現在の偏差値が35~40程度でも、正しい努力でいい先生に教われば合格が目指せるいい大学。
偏差値が50くらいあれば1年の努力で合格が視野に入ってきます。
お子さんが工学系や建築、システムに理工系などに興味があれば、一度しっかり調べてみてください。
情報収集のために塾や家庭教師の体験などを利用するのもいいでしょう。
四工大に合格するための家庭教師なら → こちら
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