勉強法改善で定期テストはすぐに点数アップ
多くの中学生を指導してきましたが、勉強法を間違えている生徒が非常に多いです。
言い方を変えると、勉強法を正しく修正すれば普段の勉強の質が大きく改善し、定期テストで大幅点数アップが可能となります。
定期テストは範囲が狭く、学校の先生も出題できる幅が限定されているなかで問題を作成します。
正しい指導にお子さんの努力が合わされば、結果は必ずついてきます。
勉強は他人との競争ではなく、自分との戦いなので成果が出やすいです。
定期テストの点数は内部進学やコース選びにも重要
中高一貫校では、中学時代の成績や定期テストの点数が大きく影響します。
普段の態度や学習意欲も評価基準にはなりますが、テストの点数が不足していると内部進学出来ない可能性が飛躍的に高まります。
高校のコース等が複数ある場合は、成績順に選択権が与えられるのが通常です。
定期テストは目先の点数だけでなく、中期や長期の視点も必要な時代といえます。
私の授業では、偏差値が高く数学や英語のスピードが速い中高一貫校の授業にも対応しています。
中学から指導をスタートし、内部進学で高校に進学して、そのまま大学受験まで指導する生徒も多くいます。
定期テスト対策は結果がでるのが早い
私の指導前には、中学2年生の1年間の最高点が20点台。いつもは10点前後が普通の点数という生徒がいました。
1か月指導した結果、中学3年最初の定期テストで40点超え。
最高点を更新した生徒もいました。
全国偏差値でいうと30~33くらいの生徒でした
他にも多くの生徒で最高点を更新したり、大幅得点アップを成し遂げる生徒が多くいます。
中学校の定期テストは範囲が限定されており、対策が非常にしやすいです。
上記の生徒の例は数学でしたが、
英語、理科、社会でも精度の高い対策が可能です。
国語の定期テスト対策も予想が可能ですが、お子さんのためにならないランキング1位なので、おすすめしません。
1回の得点アップがきっかけとなり、勉強に対する取り組み方が変わる生徒も少なくありません。
お子さんの勉強への意識を変えたい保護者の方は、是非お問い合わせからご連絡ください。
基礎理解さえできれば、平均点が取れる
英語の基礎文法と基礎単語
数学の公式理解と基本計算
理科の基本現象の理解と基本的な暗記
社会の絶対に覚えなければいけない最重要単語とその意味
国語の漢字や古文単語
上記のような、絶対に身につけなければいけない、超基礎に絞って勉強することで、
平均点が取れないような生徒でも平均点が十分に狙えるようになります。
勉強内容を絞って、理解の4段階など勉強法を正しく改善すれば、勉強が苦手な生徒でも平均点くらいまでなら比較的すぐに到達できます
ただし、これらの定期テスト対策は短期的な成果を出すためのもの。長期的な成果を出すために必要な本質的な勉強からずれるので、注意が必要です。
典型問題ができれば、クラスのトップ10が狙える
英語の基礎文法を利用したよくある文法問題、授業で扱った長文
数学のどの問題集にも絶対出てくる標準的なよくある問題
理科のどの問題集にも絶対出てくる標準的なよくある問題
社会の教科書で太字や下線の単語と地図や資料とを合わせる問題
このような、典型問題といわれる問題が、予想のカギです。
各単元で特に重要な部分は決まっており、その出題方法のパターンも決まっています。
難問を解く必要はありません。
典型問題のみをパーフェクトに解ければ、平均レベルから1段階上に行くことができます。
こういった過去の傾向を読み解く方法は成果が出やすいですが、お子さんの長期的な学力や勉強方法の改善という意味ではあまりおすすめできません。
1,2度は短期的な対策をして勉強意欲を高める方法もありますが、あくまで非常手段。
本質的でお子さんの将来にも役立ちやすい勉強方法がおすすめです。
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国語は例外
国語は使っているテキストが学校ごとにことなり、学校の先生の質も相当ばらつきがあるので、予想は困難ですし、すぐには点があがりません。
そもそも国語の読解力は論理力にかかわるので、正しい先生が教えると、半年~1年で着実な成果がでます。
私の生徒でも現代文は指導しておりますが、普段の生活や行動にその成果が表れます。
予想はかなり当たる
補習をメインとしている生徒の場合には、定期テストの予想をし、直前に重点的に演習します。
(短期的な点数向上が必要な場合のみ実施しています)
科目やタイミングでばらつきはありますが、100点満点のうち、20~50点分はあたります。
ただし、予想にでてくる問題は、その単元の重要問題でもあるので、テストが終わっても復習することが必須です。
テストが終わって、「定期テストの点が上がってよかったね。」
では、正しい勉強とは言えません。
もちろん、復習は後々の受験にも役立ちます。
予想問題の解き方だけ暗記し、テスト後にほとんど覚えていないようなやり方は、意味がありません。
テスト終わりが最大のチャンス
お子さんは、テストの3日後は勉強していますか?
実は、成績がいい、勉強習慣ができている子は、テストが終わって、1週間以内に、通常の勉強時間に戻っています。
本気で勉強する場合は、そもそもテスト前のテスト後も勉強時間は変わらず多いです。
時間に余裕があるタイミングで、複数科目を組み合わせる根本的改革をしなければ、本質的な勉強としての効果が非常に小さくなります。
テスト直後からはじめよう
テストの翌日は、ほとんどの子が勉強していません。
つまり、この時期の勉強が、そのまま周りとの差をつめるチャンスです。
特に大学受験をする予定の生徒は、この習慣を絶対につけましょう。
テスト前よりも、テスト後に勉強しよう!
生徒に必ずそういう話をしています。
定期テストは、たしかに範囲が決まっています。
しかし、平均点を超えるレベルの問題になると、前回までのテスト範囲の問題が解けることが前提になっています。
終わったテスト範囲の復習と、次回以降の授業の予習。
これがテストが終わった3日以内に再開できるようになれば、本物といえるでしょう。
これは、中学受験をした小学生が、中学入学前対策をどれだけしているのか?と同じことです。
中学生の勉強法 数学 国語 理科(物理・化学) 理科(生物・地学) 地理 歴史 公民
定期テストの過去問をうりにしている塾は極力避けるべき
よく、中学校近くにある補習系の塾などで、
過去問があることや、定期テスト対策をうりにしている塾があります。
個人的にはあまりお勧めしません。
もちろん、短期的な成績やお友達がいっていることをきっかけにされるのであれば、十分選択肢に入ると思います。
リーズナブルな料金設定の塾が多いので、価格としても魅力があります。
お子さんのためを思うのであれば、定期テストのための勉強になるような勉強法は、やめた方がいいです。
そういった、小手先の勉強法、目先のことしか見ない学びは、私は反対しています。
私の指導では、近い将来の受験(高校受験・大学受験)だけでなく、社会人になっても活きる、ためになる勉強法をオススメしています。
ちなみに、大学受験の浪人生活で失敗している中にも、かなりの割合で、勉強の意義を勘違いしている生徒がいます。
定期テスト対策や、問題予想は、
一時的でもいい点をとって、やる気を上げる場合の手段
などにとどめる程度がいいでしょう。
もちろん、
勉強習慣がしっかりついた子に、仕上げの対策として予想を行うのは大賛成です。
私の生徒は、受験の予定がない生徒も含めて、全員毎日1時間以上は勉強しています。
正しい指導で、勉強習慣は間違いなく身につきます。
保護者の方へ
保護者の方で、お子さんの定期テストの点数を高めることを最終目的としている人は、ほぼいないはずです。
勉強の楽しさを知ってほしい
大人になっても役立つような勉強習慣を身に着けてほしい
受験や内部進学のために点をあげたい
普段の努力の大切さを理解してほしい
点が上がることで、自己肯定感を向上させたい
正しい勉強法を知ってほしい
などなど。
定期テストの点をあげる過程や点が上がった結果でついてくるものが、目的だと思います。
繰り返しになりますが、表面的(短期的)な点数をあげることは、簡単です。
だからこそ、保護者の皆さんは本質的な目的を見失わず、単なるテスト対策で終わるような塾や家庭教師を選ばないようにしてください。
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