青山学院大学 経済学部の英語入試
青山学院大学 経済学部の英語は90分で、大問は5~6個あります。
大問数が多いだけあって、バリエーション豊富なラインナップ。
受験生は他の大学を受験する対策とは違う、青学対策を行う必要があります。
大問が5つの場合には、後半にもう一つ長文読解が張りますが、 大問が6つの場合には図表を絡めた短めの文章が出題されやすくなっています。
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長文は2個が主流
長文読解は大問1にメインの長文があります。
大問4か5にも長文1つあるのが近年の出題傾向。
加えてちょっとした長さの会話文も出題されやすくなっています。
最初の長文に一番時間がかかる
最初の長文読解は難易度も高く、最重要大問といえます。
後半の長文は大問1よりは短くなりますが、大問1と出題傾向がことなります。
最初の大問の長さは900~1000語程度と、SMARTの一角にふさわしい長さと。
内容は経済理論というような完全に経済というわけではありません。
手術における意外な要因のような文章も出題されたことがあります。
携帯電話や海外の文化など、比較的身近なトピックスから話を広げ、科学的知見を加える文章も多くなっています。
基本的には評論であり、論理的な長文読解力を高めることが必要になります。
ただし、単語やTFなどもあり、文法も一部含まれているので総合問題となっています。
後半の長文も総合問題ですが、大問1の方がまんべんなく出題されている傾向が強く、総合力が求められます。
和訳あり
出題形式は基本的に決まっています。
1つは和訳。
1つは、文中の単語と同じ意味の語を選ぶ4択 この2種類の出題はほぼ毎年あります。
また、年によっては内容把握のTF(〇×の2択)が出題されています。
英単語もしっかり難しい
青学入試は英単語力がないと何もできません。
一部の語には注釈がありますが、その注釈も英語での説明になっています。
共通テストレベルの単語帳を高校2年までにしっかりマスターし、
その一つ上であるターゲット1900や、各単語帳の上級・発展レベルを学習しておきましょう。
2つ目の長文
大問4か5に来ることが多いです。
ただし、年によっては長文が1つのこともあります。
その場合は大問1のみ長文で、大問5は会話文になりやすいです。
長文の長さは500~700語と、最初の長文よりは短め。
出題形式も、日本語訳が1つ。
TF、文中の単語と同じ意味の語の選択と同様になっています。
より内容理解に関する問題の比率が高まっており、長文にしっかり時間をかけましょう。
時間が90分あり、長文が2つであれば、十分に時間内に読み切ることができるでしょう。
英作文が出題されることもある
50語程度の英作文や、 和文を英訳させる問題が年によっては出題されています。
高度な英単語や、難易度の高い英文法を使う必要はありません。
シンプルで高校1年生までで習ったことを正しく文にできればほぼ満点になります。
熟語と文法も鍛えよう
大問2~3あたりでは、単語や熟語、文法問題が中心に出題されています。
大問3で会話文が出題された年もあります。
同義語などは実際に記述しなければいけない年もあり、出題形式も年によって変化します。
単語熟語がポイント
長文でも単語に関する問題がありましたが、大問2や3でも単語力、熟語力が重要になってきます。
場合によっては、英語のことわざなども知っておくと有利になります。
数が膨大なので、対策しすぎる必要はありませんが、長文読解などで出題されたものは覚えておきましょう。。
参考書・問題集
英単語・熟語は前述していますので、省略します。
英文法は基礎からはじめよう
英文法は高校1~2年生で基礎を作り上げることがポイントです。 浪人生でも不足している人は、春にしっかり復習をしましょう。
ある程度学習が進んだ、高校3年生や浪人生は、難しめのイディオムも入った文法対策を行うといいでしょう。
会話文特有の問題も対策しましょう。
多様な文章には共通テストが有効
共通テストでは図表問題も含めて、様々な長文が出題され、会話文も入っています。
青学の経済学部は、多様な英文を練習しましょう。
共通テストやセンター過去問が最適です。
ハイレベルな長文は夏休み以降でOK
共通テスト(センター過去問)で基礎力を付けたら、500~700語、さらには700~1000語レベルの問題集にも取り組んでいきましょう。
まとめ
- 英単語と熟語が最重要
- ハイレベルの前に基礎をつくる
- 多様な出題に対応しよう
保護者の方へ
青山学院大学の英語はどの学部も難しく、経済学部も当然難しくなっています。
高校2年生のころから英単語をはじめとした基礎力を高めておきましょう。
塾だよりにせず、いい先生の指導をうければ、現役での合格は十分に可能です。
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