【英語】法政大学の入試問題を徹底分析 | GMARCHならプロ家庭教師のロジティー

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法政大学の英語入試(A方式)

法政大学の主な入試方式としては

A方式(学部ごとの個別日程)
T日程入試(全学部で問題が同じ統一日程)
英語外部試験利用入試

があります。

加えて、共通テストを利用する

B方式(3教科型)
C方式(5教科6科目型)

もあります。

 

3学部では英語の問題が同じ

本分析は、

社会学部
経済学部
スポーツ健康学部

のA日程(Amazonリンク)での英語に関するものです。

 

英語は必須科目であり、科目ごとに配点差がないので、英語力での高得点は合格に直結します。

法政大学に限らず、経済学部や社会学部で英語が入試科目にない大学はほぼ存在しないので、継続的に勉強し続けましょう。

 

法政大学分析 → 生命科学部 学部 経済学部 T日程分析(英語数学) 日本史

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今の偏差値が40でも大丈夫

法政大学の上記3学部は、どの学科でも偏差値はだいたい55くらい。

 

MARCHでは比較的簡単な部類に入りますが、それでも高い難易度といえます。

一方で、英語を含めた入試問題で、極端な難問は一切存在せず、こつこつと正しい勉強を継続できれば合格点を取ることは難しくありません。

たとえ現在の偏差値が40程度でも大丈夫。

高校2年生の最初から王道の正しい勉強が出来ていれば、部活を高校3年生の夏や秋まで続けても合格を目指せるでしょう。

既に偏差値が55あったとしても、正しい日常の勉強と、正しい受験勉強の考え方がわからないままでは合格は難しくなります。

 

大問1と2は文法問題

大問1は王道の4択が15問。

大問2は年にもよりますが、長文を絡めつつも文法中心となりやすいです。

 

大問1は一般的な対策をしよう

大問1の4択問題は、文法問題で最も多い形式です。

難易度としても標準的でありながら、基礎が混ざっており、ほんの一部は高校入試レベルもあります。

 

動詞の活用、品詞、接続詞に前置詞と幅広く出題されており、文法の参考書(Amazonリンク)を一通り読み、理解しておくことは必要です。

問題集(Amazonリンク)は参考書をしっかり確認してから取り組みましょう。

ハイレベルな理解ではなく、参考書の標準レベルまでを繰り返し勉強することが最良となります。

ただし、英文法と国文法を複合する能力がなければ苦戦することになります。

英語と現代文の先生は同じ人が効率的な勉強のための基本です。

 

大問2では単語と熟語も鍛えておく

出題形式は異なりますが、大問2で要求される文法力は、大問1と同じくらい。

 

一方で、文法的な要素だけでなく、単語や熟語、類義語といった要素が追加されています。

文法問題ばかりをするのではなく、文法の参考書で理解を深める。

さらに単語や熟語を丸暗記するのではなく、類義語や対義語、熟語での使い方といった、グループを意識した勉強が必要でしょう。

 

英単語だから、英熟語だからと勉強法を固定化すると失敗しやすくなります。

柔軟性をもって外部意見に耳を傾けつつ、自分にとって効率的な勉強法は芯をもって変えない。

正しい思考力と意志があれば、法政に合格するための英単語、熟語力を身に着けることは誰にでもできるでしょう。

 

後半は長文読解

大問3では500~700語程度
大問4では700語程度

の長文読解が出される傾向にあります。

 

500~700語のレベルは、経済学部や社会学部以外の法政大学や学習院大学でよくある語数と難易度です。

 

多少の文法要素もあり

大問4では完全に内容理解の4択ですが、大問3では並べ替え類義語といった、文法・単語の問題があります。

基本的に、大問1と2の対策が正しくできてれば、大問3の単語・文法問題のための対策は一切不要です。

 

標準的な文系の長文読解

学部の設定から、社会学や経済学に関する内容が出題されやすい傾向。

近年ではコロナ関連や精神に関する長文が出題されました。  

地震に関するテーマなどが今後は増える可能性があります。

 

基本的に文系文章のみであり、冒頭部分に小説のような導入が入ることもあります。

小説的読み方と評論的読み方はそもそも違いがあり、合格のためには使い分けが有効です。

私の授業では現代文と英語の両面から攻略方法を学びます。

理系では実験などの説明部分が多いですが、文系文章では結果が早く記載されており、その結果をいかに正確に理解するか?がポイントとなります。

 

文系文章といっても、数値に関する情報が織り交ぜられているので、

いくつ増えたか
何パーセント変化したか
何倍なのか何分の一なのか

といった、数値的理解は必須となるでしょう。

 

また、調査の対象となる年や、調査期間の日数年数といった部分でも数字が出やすくなっています。

 

文章としての難易度は一般的な500~700語の問題集や、中堅私大向けの問題集、偏差値60前後の高校の定期テストの難しめの文章くらい。

正しい長文読解の方法を理解さえしていれば、そこまで難関ではありません。

 

参考書・問題集

基礎的な単語と文法理解があれば、大きく合格に近づくでしょう。

 

英単語(Amazonリンク)は共通テストや中堅私大レベルを遅くとも高校3年生の夏には完成させることを目標にしましょう。

浪人生であれば、ゴールデンウイークまでには一通りの復習を済ませてください。

 

文法書は高校1年からスタートしよう

高校の文法を一通り勉強しきるには、かなり頑張っても最低でも1年。

通常のペースであれば2年はかかります。

 

現在の高校の偏差値が50以下であれば、遅くとも高校2年生の最初。

できれば高校1年生の秋から文法の勉強をコツコツ進めていきましょう。

塾や家庭教師を利用するのも一つの方法。

今はウェブ(オンライン)で受講できるので、地方在住や雪国でも利用しやすいです。

 

長文読解も標準レベル

赤本をみるとよくわかりますが、500語前後の中堅私大向けの長文読解を使いましょう。

 

最初は300語や入試基礎を使って、徐々に難易度を上げていくことをおすすめします。

いきなり500語レベルは難しいでしょう。

 

国公立を視野に入れる人にもいい難易度

法政大学の英語長文は、共通テストと難易度が比較的近いです。

 

スタンダードな出題の法政大学の英語は、出題傾向としてもそこまで離れていないので、地方の国公立もしくは法政という場合には、共通テストおよびセンター過去問を対策に使うことをおすすめします。

特に旧センター試験の大問2は文法問題であり、法政大学の大問1と難易度も近いので、長文だけでなく文法対策としても優秀です。

 

まとめ

  • 現在の偏差値が低くても合格できる
  • 標準レベルの精度を高める
  • できれば高校1年からはじめよう
  •  

保護者の方へ

MARCHの一角である法政大学は難しい大学ですが、正しい方法を継続していれば攻略しやすいです。

 

特に英語は理系科目より才能に依存せず、勉強方法を工夫することで効率も高めやすいです。

まだお子さんが高校1年生だから部活や遊びの時間を確保してあげたい、自由にしてあげたいと、勉強のチェックがおろそかになっていませんか?

に行かせているのだから大丈夫だと勘違いしていませんか?

 

いい先生が正しい指導をすれば、遊びや部活の時間を確保しながら、受験勉強をすすめることは難しくありません。

お子さんのためを思うからこそ、早めの受験準備が重要でしょう。

遅くとも高校2年の夏、できれば高校1年から対策をスタートしましょう。

 

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