千葉県の高校入試の英語は意外と難しくない
千葉県の英語の入試(Amazonリンク)では、最初にリスニングが約33点分。
そして、残りの約2 / 3 がリーディングやライティングとなっています。
難関高校を目指すなら最低80点
県立千葉高校
県立船橋高校
東葛飾高校
佐倉高校
などを狙う場合には、確実に高得点をとりましょう。
公立高校入試は、英語はもちろん、他の科目も正しい勉強を継続していれば確実に高得点が取れるように作られています。
自己分析が上手ないい先生がいれば、英語が苦手な生徒や、5科目を全体的に底上げしたい場合も、着実に成果が出るでしょう。
英検の利用も考える
千葉県の公立高校の多くでは、英検や数検、漢検で加点される学校があります。
上位高校を狙う場合は、中学2年生のうちに予習をすすめ、3級をとり、さらに中3の秋までに準2級をとっておくのもよいでしょう。
現在公立中学に通っている生徒も、いい先生の指導を受ければ早め早めにハイレベルな勉強ができます。
私の生徒でも、2年生で3級は普通にとれますし、優秀な生徒は2年の終わりや3年の初めには準2級が無理なくとれてます。
増え続けるリスニング
2021年の入試では、リスニングは33点でしたが、数年前は28点でした。
大学入試での共通テストを含む新課程を考えれば、リスニングの重要性が低くなることはありません。
リスニング対策は様々な方法があり、お子さんの個性によって変わってきます。
そして、メインの勉強であるリーディングと同じやり方ではうまくいかないでしょう。
第2言語の勉強法はネイティブの人と全然違う
我々日本人にとって、英語は外国語であり、普段ほとんど利用機会がありません。
千葉でも東京寄りの幼稚園や小学校では国際化が見られますが、英語のネイティブと会話が多い生徒はほぼいないでしょう。
週に1回程度、英会話スクールに1~2時間通っていても、ほとんど変わらないのが実情です。
私もそうですが、一般的な現代的日本人の生活をしているお子さんのリスニングの勉強法は、お子さん自身の個性に合わせてあげることが重要です。
また、短期的に集中して勉強法を改善していく必要があるので、なんとなくの対策はお勧めしません。
私の生徒では、お子さんにあった勉強法をいろいろ試して、効果がありそうなものがあれば、夏休みなどを利用して一気に集中してリスニング力を高めます。
リーディングとライティングには簡単な問題がほぼない
英語では、数学や社会などと異なり、極端に簡単な問題が少なくなっています。
平均点以下の30~40点を取るためにも最低限の基礎力がないと難しい難易度。
標準レベルの問題ばかりなので、逆位言えば30~40点くらい取れていれば、70~80点を目指すことは他の科目より難しくないといえるでしょう。
文章自体は標準レベル
英語が苦手な生徒は、どうしても長文を見ただけでやる気が削がれます。
これは、英語が理解できていないだけでなく、本質的な勉強方法が身についていないからともいえます。
英単語との理解の方法を知っていれば、文法力などに多少の不足があったとしても、ある程度の点は取ることができます。
そこそこ勉強しているのに「長文が苦手」とお子さんがいっていたら、勉強法を間違えている可能性が高いです。
千葉県の高校入試の問題は、長文もそこまで難しくなく、出題方法も一般的。
正しい勉強を継続すれば確実に点数アップできます。
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図表になれよう
英語や国語で、図や表が出題される問題が多くなっています。
図表問題は理科と社会でも増加傾向にあり、理社での学びを活かすことが求められます。
複数科目を指導できるプロ家庭教師などを利用するのが最適でしょう。
逆に個別指導でも、科目ごとに先生が異なる状況はおすすめできません。
ライティング対策も、一人一人違う
リスニングほどではありませんが、ライティングも非常に自己分析が重要です。
ライティングの勉強法が、自分に合っていない生徒が非常に多く、非効率で時間を無駄にしてしまっています。
ライティングで重要なのは、とにかく書きまくることではありません。
文法的に正しい形式を理解することから始まります。
分量はすくなめ
1文や15語程度、25語程度など、比較的短く意見を述べるライティングが多くなっています。
短いと簡単そうですが、実際には15~25語で明確に意見を述べるのは難しいです。
文法を一定量勉強した後は、明確にミスなく記載する練習も必要でしょう。
特に85点以上を狙うのであれば、ライティングでの高得点も大切になります。
中学生の勉強法 数学 国語 物理・化学 生物・地学 地理 歴史 公民
文法を理解するとは?
英語の教科書は、文法項目が理解しにくく作られているので、教科書を使っていると、ライティングの上達には時間がかかってしまいます。
一つ一つの文法項目を理解したあとは、日本語との対比をしながら考えます。
特に10品詞をはじめとした、日本語文法と合わせて勉強することが必須ですが、日本語の文法が不十分な生徒も多いです。
英語単独ではなく、国語や理社といった、複数科目を教えてくれる先生の指導を受けるだけで、効率が大幅に改善するでしょう。
参考書・問題集
公立高校入試は、標準的だからこそ基礎的な力が合否を左右します。
英語の基礎は英単語。
とにかく中学レベルの一般的な英単語(Amazonリンク)をマスターしましょう。
英単語を覚えるだけでも平均点を一気に目指すことができます。
基礎文法はリーディングとライティングで活きる
基本的な文法(Amazonリンク)を一通りおさえておくだけでも、ライティングが一気に簡単になります。
同時に、リーディングも50~60%解けるようになるので、平均点は楽にこえるようになるでしょう。
ただし、文法は勉強方法を間違えている生徒が多い分野。
塾や家庭教師を利用したり、目的を再確認したりしましょう。
9割を目指す長文読解
目標点数が7割程度であれば、長文読解(Amazonリンク)の方法が多少ずれていても普通に狙うことができます。
一方でハイレベル高校を目指すのであれば、英文読解の方法もしっかり学びましょう。
当然ですが、英単語9割、英文法7~8割の理解にする方が先になります。
難しい長文読解の練習は、上位高校を狙う一部の生徒のみで構いません。
問題集のレベルを高くするときは、自己分析を徹底しましょう。
難易度の高い問題にチャレンジしても、レベルが合っていなければ無駄になります。
まとめ
保護者の方へ
英語では、単語力がある程度ついてくると、長文が読めていると錯覚する子が多いです。
公立高校入試は難問がなく、標準レベルなので、本当の英語力がついていれば確実に点数もついてきます。
真面目に勉強していたり、塾に行っているのに英語の点数があがらない。
大丈夫と言葉ではいいながらも、英語の勉強の話をしたがらない。
そんな時は、英語の勉強法を間違えている可能性が高いです。
お子さんの分析を綿密にしてくれる先生を早急に見つけてあげましょう。
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